渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

千鳥走行

2024年05月07日 | open
 


集団走行の時は、直線では
基本的に互い違いの千鳥走
行を採る。
コーナーでは千鳥は危険な
ので編隊は縦列隊形となる。

また、トップで隊列を牽引
するパスファインダー役の
みは走行ライン固定ではなく、
前方状況確認の為に車線内
のどこを走ろうがそれは有
意義な事であり有効、自由。

 
さらに、走行状況により、
隊列の左右が入れ替わる事
もある。
それらはインカム等での通信
無しで以心伝心の意思疎通で
瞬時に実行する。
編隊走行ができる統率の取れ
た隊などでは、そうした瞬間
的対応が各人即断即決即行で
実行できる。戦闘部隊のフォ
ーメーションアタックのよう
なもの。戦闘部隊と異なるの
は、二輪の場合は、経験値が
高い者同士の編隊の場合、訓
練などせずとも、円滑な相互
展開が即応で実行可能である
事。
パッパッと流れるようにスム
ーズにそれは行なわれ、決して
ガチャガチャしたギクシャク
さは全く発生しない。

ただ、1980年代に日本初の500
台でのバイクデモを私が指揮
牽引した時には事前に各梯団
引率責任者には二輪集団走行
の要点について説明しておいた。
たぶん・・・だが、二輪数百台と
かでの集団走行経験はほぼ無
いと思われるからだ。
毎週末数百台で集団走行して
いた時の豊富な経験がその時
には活きた。

パスファインダーの前衛は
前方状況の把握だけでなく、
後方の梯団にも注意を払う。

 
 
 

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