私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

言葉

2006-05-26 00:53:56 | 日々つれづれ
3月末以来、逢っていないKさんと逢う約束をした。
少しだけ時間が取れそうだったから、私から連絡してみた。
あれから2ヶ月。
逢いたいとは思うけれど、逢えなくて辛かったり悲しいわけでもない。
無理にでも時間を作って逢おうとも思わない。
すがりつきたい気持ちもない。
女友達と同じ感覚。

ただ、ちょっとしたメールが嬉しくて、それだけで頑張ろうって気持ちになれる。
不安な時、思い出すだけで、元気になれる。

元々、Kさんには、男性的なものを感じない。
男性としての魅力がないわけではない。
背も高く、かっこいいし、スポーツマンだし、仕事も出来て、思いやりもある。
でも、何故か男性的なものを感じない。

恋愛対象として、問題外な男性ならともかくとして、そうではない。
充分に恋愛対称だし、好きだと思う。
私にとっては、今までの好きとは違う。
好きって、もっと辛く苦しいものだと思っていたから。

逢う約束をしたのは3週間後。
しかも、場合によっては逢えないかもしれない不確定なもの。

お互いの日程が、偶然と思えるほどぴったりだった時、
「待ち遠しいね。」そうメールが来た。
「待ち遠しいな」でもなく、「待ち遠しいよ」でもなく、「待ち遠しいね」。
私も、同じように思っていることを前提にしてる言葉。
私の気持ちはお見通しのようで、ちょっぴり恥ずかしくもあり、嬉しくも思う。

でも、きっと私だったら、そんな言葉使えない。
やっぱり、「待ち遠しいな」か「待ち遠しいよ」だろうな。
相手が同じように思ってくれてるなんて思えない。
でもそれは逆に、相手の気持ちを理解していないことに、信じていないことになるんだろうな。

「二人とも、同じ気持ちなんだよ」
そんなメッセージが言葉の中に含まれていて、温かい気持ちになる。
無意識なんだろうけれど、Kさんのそんな言葉にずっと癒されてきたのだと思う。

一緒に仕事をしていた時に、県外出張の話が持ち上がり、初めての経験に私は浮かれた。
それまで、人の世話ばかりするような仕事で、褒められることも、評価されることもなかったのに、そこでの仕事は違っていて、男性ばかりの肉体労働も含まれている仕事だったけど、苦にならず、むしろやりがいを感じていた。

けれども、女性は行かせられないと私だけ、出張に行けなくなった。
落ち込んでいたときに、
「ごめんね。僕が遊び人に思われてるから、一緒に行かせられないって思ったんだと思うよ。」そんな風に言ってくれた。
むしろ、私のKさんに対する想いが、周りにバレバレだったんじゃないかと思ったのに……

仕事で失敗して落ち込んでいたときも、自分の失敗話を話してくれたり……
子育てでいっぱいいっぱいだった私に、大丈夫って言ってくれたのもKさんだった。

年末に、旦那と別居したことを話したときも、「いろいろあった時に、応援できなくてごめんね・・・・」ってメールをくれた。
何年も、逢うこともメールすることもなかったから、出来なくても当たり前なのに、「ごめんね」って言ってくれることが嬉しかった。

旦那の言葉に、ボロボロになっていた私は、Kさんの言葉に、癒されている。
言葉って使い方によっては、鋭い刃物となって人の心をめちゃくちゃに切り刻む。
でも、身体を抱きしめられるよりも、もっと心地よい想いを心に刻むことも出来る。

私は、どんな言葉を発しているのだろう。
無意識のうちに、人を傷つけているかもしれない。
Kさんのように、人を包み込むような言葉を使えるようになりたい。

Kさんに逢うのは、二人きりでも、そうでなくてもかまわない。
ただ逢って話がしたい。
そんな気持ちにさせてくれる。
私も、そんな風になりたいな。


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