私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

カウンセリング59&ミーティング13 1

2006-12-27 00:37:10 | カウンセリング
25日はミーティング、26日はカウンセリングでした。
色々な事があったので、長い記事になりそうです。
ミーティングやカウンセリングで話した出来事を中心に書いていこうと思います。

先週、旦那との接触をきっかけに堕ちてしまいました。
堕ちてしまうと、自己肯定感もなくなって、元の自分に戻ってしまいます。
その中で、昨年のクリスマスのことを思い出していました。
そして、昨年の同じ頃に書いたブログを読み直してみました。
そうしているうちに変わっていない自分と思ってしまっていたけれど、変わっている自分の姿に気がつきました。

一つ目は、昨年、デパートでの催事で知り合った方と食事をしたことをきっかけに、私は人と係わることに対して抵抗がなくなりました。
それまでは、休憩時間くらいは一人で過ごしたいという思いが強かったのに、彼女との出逢いをきっかけに、誰かと過ごすことの楽しさを知りました。
彼女が書かれているブログでは、いつも素敵な詩が綴ってあり、今でも私の心を救い上げてくれます。
今年の催事では、何の抵抗もなく自分から、食事に行こうと誘えるようになっていました。
誰かと過ごすことも、一人の時間と同じくらいに大切に思えるようになったのです。

二つ目は、昨年の今頃、恋愛依存バリバリでした。
特に、過去の自分を取り戻したいような気持ちでいました。
今も、相変わらず誰かにすがりつきたい気持ちはありますが、昨年のようにはならないなと思います。

三つ目は、旦那のことで堕ちてしまう自分が嫌だったのですが、ようやく自分の問題と向かい合えるようになったのかなと思いました。
恋愛依存をしてみたり、Kさんに対して共依存的になってしまったり、妹との問題にはまってしまったり、自分の問題をすり違えていて、ようやく自分の持っている問題に戻ってこれたのかもしれないなと思いました。
自分と向き合う以前なら、何も気が付かないまま恋愛依存に走ってしまったりしていたのでしょうが、それにも気が付くことが出来て、嫌な自分の姿をたくさん見てしまったけれど、今まで無意識に行動していた部分に気が付くことが出来たのかなと思いました。

そうやって変われている自分に気が付くと、少し気持ちが楽になりました。
仕事で作ったクリスマスカードを、一日迷って、カウンセラーに送りました。
こんなものを送ったら迷惑かもしれない。
いつまでも、カウンセラーに依存しているのかもしれない。
そんな風に考えてしまいました。
でも、思い切って送った瞬間、ふっと力が抜けました。


クリスマスイブ。
いつもなら、クリスマスはこうやって過ごさなければならないみたいなものが自分の中にあって、ケーキも作らなければいけないとか考えてしまって、作れない自分を責めてしまったり・・・
買ってもおいしそうなケーキは予約でいっぱいで残ったものを買わなければいけなかったり、それで自分を責める形になったり・・・
今年は、初めてケーキをあらかじめ予約することが出来ました。
そして、クリスマスの料理も、近くで炭火で焼いているお店の前を通りかかり、長女とおいしそうよねぇと言いながら、出来合いのものを購入しました。

自分で無理をしながら準備した時は、それを喜んでくれない家族に対して怒りの気持ちが沸いてきていました。
逆に、作らなければいけないと思いながらも、出来合いのものを買った時に、手抜き料理だと言われると同じように怒りが沸いていました。
でも、長女に同じように、手抜きだと言われても、笑っておいしいねぇと話せる私がいました。
自分が作りたければ作ればいいし、買いたいと思えば買えばいい。
自分を中心に物事を捉え、行動できると、人がなんと言おう気にならないんだなと思いました。

初めてクリスマスイブを教会で過ごしました。
当初、教会で過ごすことは考えてもいませんでした。
以前、AAのミーティングに参加した際、知り合いの写真展がきっかけで導かれるように教会に行きました。
その写真展がきっかけで、長男の七五三の写真を撮っていただいて、その写真が仕上がったという連絡をメールでやり取りした際に、その方から教会に行くという話を伺いました。
AAのミーティングの教会とは違って、私が通っていた小学校のすぐ隣の教会でした。
私は、独身時代、その教会でクリスマスを過ごしてみたいと思っていたことを思い出し、どうしても行ってみたくなりました。
でも、結構夜も遅いし、3人の子供を連れて行かなくてはいけないしと迷ったのですが、次女も行ってみたいと賛成してくれ、行ってみようかなと思い始めました。

買い物の帰り、ポストを覗くと、郵便が届いていました。
先日のデパートの催事の際、出展者の方がフランスで買い付けされたアンティークのロザリオを身につけられていて、今までも何度もめにしていたのに、今回どうしても欲しくなって、海外のオークションで購入しました。
クリスチャンでもないのに、ロザリオを身につけ、教会に行くのはおこがましい気もしたのですが、偶然にも届いたこと、何か導かれているような気がして、身に付け教会に出掛けました。

パイプオルガンや大好きなハンドベルの演奏、そしてキャンドルの灯りにとても癒された気持ちになりました。
そして牧師さんの話がありました。
その牧師さんは、色んな出来事があって刑務所で教戒師になりたいと思われていた時に、偶然にもその話があって、40年間教戒師をなさっていたそうです。
殺人などの罪を犯し無期懲役の人たちに「あなたの罪を赦します。」と言うのが仕事だったんだと言われました。
どんな極悪人も、「赦す」と言ったとたん変わるのだと言われました。
でも、ある時、もし自分の妻や子どもが殺されたとしたら同じように赦しますと言う事が出来るのだろうかと悩まれたそうです。
最終的に出した結論は、赦すということだったそうです。

その話を伺いながら、私は、自分がつらい目にあっても、最終的には相手を許してきたかもしれない。
前回のカウンセリングで、カウンセラーに変なのって言われたけれど、でも、私は相手を許したいと思った。
でも、それは、本当に相手を許したいと思ったのか、許さなければいけないと思ったのか、自分が悪いのだと自分をさげずんでしまったのか、よくわからない。
でも、自分のことは一度も、許そうと思ったことがないなと思いました。

「私はあなたを赦します。」
牧師さんの強く優しい言葉に、私は自分が赦された気持ちになりました。
涙が知らず知らずの間に、ボロボロとこぼれてしまいました。
いつの間にか握り締めていた十字架が、手の中でとても暖かく感じました。
今まで、入っていた力がすっと抜けていくのを感じました。
初めて、自分を許そうという気持ちになりました。

今まで『ハイヤーパワーにゆだねる』ということがどうしても出来ませんでした。
「辛い時は、手放してお任せするんだよ」そう言われても、頭ではわかっても感覚的に感じることが出来ずにいました。
でも私の中で、その時初めてはっきりとした神様の存在を感じることが出来ました。
不思議な感覚でした。

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