私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

8年前~6年前 2

2005-11-01 16:47:49 | 私のこと
今朝、本の整理をしていて、唖然とした。
カバーのかかった文庫の題名を見ていると、今読んでいる依存関係の本がたくさん出てきた。

苦しかったあの頃、私は、職場からまっすぐに帰れずにいた。
職場からバス停まで、すぐ近くなのに、わざわざ回り道をして、本屋に寄っていた。
本当にこれといった目的もなく、本屋の中を歩き回った。
そして文庫の新刊を購入した。たぶん月に何十冊もの本を購入していたであろう。
好きな作家の本はすべて読んだし、興味のある本はすべて購入した。
行き帰りのバスの中で、すべての本を読んだ。

もともと興味のあった心理学。
中学生の時にフロイト論を読み、その後も、簡単な心理学本を手にしてきた。
当時、新刊で出ていたその手の本を、購入していてもおかしくはない。
「アダルトチルドレン・マザー」の副題”「よい母」があぶない”
この言葉に引かれ購入したように思う。
どういうわけか、その本は、本箱に存在しない。
何度も繰り返し読んだのだろうか?
自分の心の中の違和感の理由を探そうとしていたのだろうか?

どうしてあの時に、疑問を持ちながら、今までそのままに過ごしてきたのだろう。
これらの本の存在すらも忘れていたのだろう。
あの時に、自分自身に立ち向かっていたら、今はどうなっていたのだろうか?

でも、そんなことを考えるのはよそう。
何かが繋がっているからこそ、
あの時も、そして今も、同じように考えている私がいる。
あの時は出来なかったこと、今、克服してみよう。

みぞおちのところに、ずっと詰まっていた何かが取れた。
時にそれは、私を息苦しくさせ、切なくさせた。
それが、いつの間にか、無くなっていた。
息をするのが、こんなにも楽だったなんて知らなかった。
「胸のつかえが取れた」なんて表現があるけれど、
こんなにも物理的に感じることがあるなんて思っても見なかった。
なにがずっと詰まっていたのだろう。
何がきっかけで取れたのだろう。