知り合いの教師の怒りを代わって書いておく。
6人の子供たちの生命を奪った栃木でのクレーン車暴走による交通事故の話。
文科省はまたも、まったく同じような対策を現場におろそうとしている。
つまり「通学路の安全点検」だ。不審者事件の発生以来、全国の学校は不審者・大きな交通事故際には何度となく同じ対策を命じられ、その都度同じ点検を行っている。
だから、もう何度しても同じような状態なのだ。仮に危険な個所あっても、順番と重要度の点から行政は、その提言を実行しようとはしないのだ。PTAなども同様の提言をしているが同じだ。誰かが犠牲にならないと腰があがらないのだ。
さて、今回の事件、学校がもし正すべき点があれば、集団登校の廃止、また方法論の検討くらいだ。道路はまっすぐで、見通しがよく、歩道もあり、一般的には通学路としては申し分のない程度だから。
集団登校の列に突っ込んでくる車からどのように逃げる方法があるのか、聞きたい!
子どもたちがバラバラに登校すれば、複数の児童の死は免れた可能性は高い。しかし、だからといって集団登校をやめれば今度は不審者対策が問われることになる。
ではどうするか、簡単だ。車に居眠り運転のできないようなシステムを加えるのだ。また、ドライバーには必ず休養を取らせる義務を業者に負わせろ。居眠り運転をしたら資格を会社経営権のはく奪をすべきだ。飲酒運転同様の厳罰が必要だ。
普通の学校は通学路安全対策をちゃんとやっているのだ、文科省はちゃんと現場を見てみろ!
学校に通学路の点検など求める意向~文科相 日本テレビ系(NNN) 4月19日(火)
12時10分配信
栃木・鹿沼市で18日、歩道にクレーン車が突っ込み、小学生6人が死亡した事故を受け、高木文科相は19日、全国の学校に通学路の点検などを求める意向を示した。
高木文科相は「全国の学校関係者に、このようなことがないようあらためて通学路の点検、安全確認などについてお願いしていきたい」と述べた。また、必要に応じて、通学路の安全確保を徹底する通知を出すことも検討しているという。
私も同感です。
娘が通る通学路は、今回の事故の歩道よりもずっと狭いです。
スクールゾーンにもかかわらず、許可証を持たずに通っていくクルマもいます。
>通学路の安全確保を徹底
先生たちだって一生懸命なんです。
文部科学省もやっぱり馬鹿です。
やっぱりお役所、ですね(怒)