風の声

想いつくまま

愛媛大洲市の水害は天災ではなくダム人災

2018年07月14日 | 日記
被災時の様子が次第にわかってきた。

特別な警報を気象庁が発令する中、判断の過ちも明らかに。

急なダム放水で4,600世帯が浸水し、4人の命が奪われた大洲市。
安全とされる基準量の6倍もの水を急に放流したためだった。

放流の安全基準は毎秒600トン。
だが、7日早朝に放流したのは毎秒3,700トンで6倍もの量だ。

しかも、放流を住民に知らせたのはわずか1時間前。
そのダム放水の知らが届いていない住民がほとんどだった。

「予想を超えた雨量だった」とダム側は釈明している。
しかし、気象庁の警報を踏まえれば、次善の策はとれたはず。
水かさが増していた川へ、7日朝に慌てて6倍も放水したのはなぜか。

他にも多数あるダムがすべてこんな判断と対応をしたわけではない。

地元住民からは「天災ではなく人災だ」とする声が上がっている。

どんな判断だったのか、教訓を導くためにも究明しなければならない。
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