風の声

想いつくまま

作品に込められた老いへの思い

2018年01月24日 | 日記
芥川賞に選ばれた若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」。

「人生の終盤でこんな晴れがましいことが私に起こるなんて」
受賞の喜びをそう語っていたように、63歳での受賞は史上2番目だという。

「おらおらでひとりいぐも」は、東北弁で語られていく。

 主人公の桃子さんは74歳。夫には先立たれ一人で暮らしている。
どこにでもあるような、老いの日々が描かれている物語。

東北弁で綴る深みのある心の描写が評価されての受賞なのだろう。

老いはマイナスばかりではないという若竹さんのメッセージが込められている。












この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食べたい時が旬 | トップ | 原発事故を食い物にする企業 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事