Ｍ１チャンピオンはとろサーモン

Ｍ１チャンピオンは「とろサーモン」だった。

結成15年目のラストイヤー、実力とネタ作りが引き寄せた勝利。
芸人としての人生が変わるだけに苦労がやっと実った。

予想に反した一組が決勝に進出したものの他は予想通り。

審査員の好みというか、意図が点数に現れすぎるのが気になった。

「審査される」ことばかりを気にしているせいか、突き抜けたものが薄れてきた。
13回もやってきた弊害でもある。
敗者復活のように、いっそ視聴者に採点させればいい。

きっと、敗退した組に人気が出る。

脚本、おかしくないですか！？

最近のドラマの不作ぶりが気になる。

特に、フジの月9ドラマ「民衆の敵～世の中、おかしくないですか!?」はひどい。
いくらドラマとはいえ、簡単に市議に当選したかと思いきや、市長にまで当選してしまう。
「脚本、おかしくないですか！」さすがに、この脚本はない。

タイトルから、世の中の不正を糺すのかと思っていたが、大違い。
フジの謳い文句「痛快で爽快な市政エンタテイメント」とはまったく違ってた。

現実離れし過ぎているのに加え、狙いがどこかも見えてこない。

視聴率で苦戦しているようだが、それだけは納得できる。