川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

萩原遼さん 朝鮮総連との戦い

2012-03-21 20:29:55 | 韓国・北朝鮮

3月20日(祝)☼

2時頃から萩原遼さんの講演があった。永田町・星陵会館。主催・「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」。

主題に入る前の朝鮮学校への補助金をめぐる大阪の戦いの報告が「面白かった」。萩原さんの面目躍如というか。

府知事が 一旦は交付に傾いたのをRENKや朝鮮総連の影の支援者などの協力を得て、支給を阻止したのだ。

先日「川越だより」でも紹介した初中級学校の子どもたちが金正日などへの「永遠の忠誠」を誓う歌劇の公演ビデオの公開とそれを報じた新聞記事が決定打となった。

見るのもおぞましいがこれが朝鮮学校の教育の真髄なのだろう。読者はどう思われるか、ご覧あれ。

  

金父子への忠誠を誓う朝鮮学校の生徒たち(平壌)

 ●http://www.youtube.com/watch?v=NpKhgWuzerU&feature=related

 

 

朝鮮学校補助金支給せず 大阪府、生徒の礼賛訪朝で

産経新聞2012年3月19日(月)15:58

 全国の朝鮮学校から選抜された児童・生徒が1~2月に北朝鮮を訪れ、故金正日総書記らに永遠の忠誠を誓う歌劇を披露していた問題を受け、大阪府は19日、朝鮮学校に対して今年度は補助金を交付しないことを決めた。9月議会で交付を決定した1校への補助金(約800万円)を取り消し、交付申請のあった7校に補助金を交付する補正予算案の2月議会への提案も取りやめる。

 府は、朝鮮学校への補助金の交付要件として、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)との関係清算を求めている。

 府によると、北朝鮮での歌劇披露に関する産経新聞の報道を受けて、府議会の委員会で質問があったことから、学校側に状況を確認。学校側は、北朝鮮を訪問する生徒の取りまとめを行っていたことを認めたが、児童・生徒らに配布した書類の提出を府が求めたところ、拒否されたため、府は「総連との関係が清算されたとの確証が得られない」と判断した。

 松井一郎知事は、府内で朝鮮学校を運営する学校法人「大阪朝鮮学園」が、学校の管理運営については総連の影響下にはなく、独自に管理運営していると自身のホームページ(HP)に掲載したことを受け、開会中の府議会へ、7校に補助金約7300万円を支給する補正予算案を追加提案する方針を示していた。

(記事紹介終わり)

 

朝鮮学校の経営が朝鮮総連の生命線であることは総連結成以来自他共に認めてきた紛れもない事実である。大阪の学校だけが総連の支配から離脱したなどということを松井知事は本当に信じたのであろうか?馬鹿げたことである。

総連は補助金を欲しいためあれこれと策を弄している。萩原さんの話では大阪府政には今なお解放同盟の影響力があり、歴史的にその友好団体であった朝鮮総連に媚びる勢力が根強いらしい。橋下大阪市長が率いる「維新」も例外ではないという。だからこの攻防はまだまだ毎年続くことになる。

78になるまであと3年は頑張る。あとは頼むぞと言っておられた。

こどもたちをダシにして補助金をせびりとろうとする朝鮮総連のなりふり構わぬ姿を見ているとこの組織の終末も近いと言えるのかもしれない。

それにしても北朝鮮の独裁体制とそれを支える朝鮮総連の解体を何としても見届けるぞという萩原さんの思いと行動力には敬服するばかりである。その戦いは「赤旗」のピョンヤン特派員を追放された1973年以来、40年間にも及ぶ。

定時制高校時代のコリアンの友人をはじめ、おぞましい「社会主義」の犠牲になった人を多く知る人である。そうした友人たちの魂が乗り移っているのか。

東京の教員として僕が朝鮮学校・朝鮮総連と出会って42年が経つ。萩原さんの仕事の何分の一かは担う社会的責任があると自覚はしているが「兄やん」に声援を送るのがやっとである。

 教育業界で働く友人たちが朝鮮学校への「支援」が独裁に加担し、北朝鮮に閉じ込められている民衆の殺害に加担する行為であることを知って欲しい。

 


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