土曜日の昼下がり、家宅侵入を大胆にやり始めた猿の群れ。人への警戒は怠らないようだが、平気の平左である。逃げ足も素早い。人間と言えども四つ足には勝てそうにない。電線の上から凝視する猿。来る者は拒まず、去る者は追わずというが、猿も心得たもので人間の行動なんてとっくに見切っている顔つきである。