髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

小樽雪あかりの路~2013~

2013-01-23 00:20:18 | 北の観光



札幌雪まつりに次ぐ北の港街を代表する冬のページェント

「小樽雪あかりの路15」がまもなく開催されます。

道内在住の方ならいざ知らず、道外の方にはまだまだ知名度では

札幌雪まつりにおくれをとっているこの催しも、数えて今年で

15回目を迎えるとのこと。

ことしは雪にも恵まれて幻想的な雪あかりの路が、あなたに素敵な

想い出をあたえてくれるでしょう。


小樽市が開催する”雪あかりの路”のネーミングは、小林多喜二と並び

小樽が生んだ作家・詩人の伊藤整が書いた詩集「雪明かりの路」から

とったものです。

◆雪明かりの路ー雪夜ー◆

あゝ 雪のあらしだ。

家々はその中に盲目になり身を伏せて

埋もれてゐる。


この恐ろしい夜でも

そつと窓の雪を叩いて外を覗いてごらん。


あの吹雪が

木々に唸つて 狂つて

一しきり去つた後を

気付かれない様に覗いてごらん。


雪明かりだよ。


案外に明るくてもう道なんか無くなってゐるが

しづかな青い雪明かりりだよ。



 都会に暮らす人には雪明りといっても、ピンと来ないかもしれません。

北国の冬は夜の帳(とばり)がおりても、漆黒の世界につつまれる事は

ありません。

かすかな月の明かりが雪に反射をして、想像以上の明るさを醸し出します。

まさに美しい冬の北海道の叙情詩が、伊藤整が書いた「雪明りの道」です。


 さて、今年のポスターは、とっても素敵なものに出来上がったようです。

今年の冬は日本全国がシベチアからの寒気に影響され、道内各地も雪と

寒さに悩まされています。


気温こそここ数日は緩んできた感もありますが、夜になれば札幌も氷点下。

まだまだ寒い日が続きそうです。

小樽雪あかりの路に先駆けて、札幌雪祭りは2月5日(火)に開幕して

2月11日まで続きますが、こちらも道内外各地はもとよりアジア各国からの

お客様が押し寄せるでしょう。


節分を過ぎてもこの寒さは急激に緩むことはないでしょうから、北海道に

こられるときには、防寒対策だけはしっかりととってご参加ください。


なおこのブログで小樽「雪あかりの路」を初めて知ったという方は、この

ブログで過去にも書いていますから是非そちらもご覧下さい。

冬の小樽「雪あかりの路」

小林多喜二の蟹工船   





コメントを投稿