楽天市場の「けいとのコーダ」というショップで「SAKURAMAタビシューズ着分セット」という、足袋タイプのルームシューズを編むキットを見つけ、気がついたらポチってました。
これは”あの”桜間よりこさんという編み物作家がデザインしたルームシューズということでしたが、恐れながら桜間よりこさんを知らなかったので著書を検索してみたところ、「リネンのハンドニット」の作者とのこと。
持ってないけど、とっても素敵な作品がたくさん載っていたので何度も買おうかと悩んでいた本です。
どうして買わなかったかというと、リネンの糸で編むことが非常に少ないことと、別素材の糸で編んだとしても今の私には使用頻度が少ないだろうな~と思われる作品ばかりだったから。
でも、このタビシューズは違う。ぜーったい使うし、人にも使ってもらいたい。
どうやら、私は履くものを編むのが好きみたいで、その中でも好みの靴下やらルームシューズを見つけると、異常に胸が高鳴るのです。(注:心臓発作ではありません)
そんな、恋にも似た気持ちで待ち望んだタビシューズでしたが、いざ編んでみると・・・
あれれ?めちゃくちゃ小さい。
私は編み方が硬いということを思い出して、糸をほどき、指定の編み針よりもひとつ大きい6号かぎ針で再度ゆるく編みなおしました。
が、まだ小さい。
編み図によると、出来上がりは23センチ前後。
私のサイズは23.5センチ弱だから、丁度いいはずなんだけどなあ・・・。
私の編み方って、そんなに硬いの?編み物って、そんなに緩く編むの??
いきなり基本的な壁にぶち当たり、しばらく悩んでみましたが、悩んでも答えが出ないので、とりあえず自分で目数段数をサイズ調整して完成させることにしました。
こうして出来上がったのが写真下のタビシューズ。
履き心地がとーってもいいので、同じ種類で違う色の糸をユザワヤに買いに行って、母サイズで編んだのが写真上。
こうしてみると足の大きさが全然違いますね。
今回のスターメツイード(メーカー:リッチモア)という糸は、ふんわりしていて、それでいて弾力があります。
確かにこれはふんわり編まなくては素材を殺してしまうかもしれない。
この時初めて気がつきました。
糸の風合いを活かせる編み方をしなくては、と。
最初みたいにガチガチに硬く編んでたら台無しですよね。
勉強になったな~。
実は、このスターメツイード、現在ユザワヤ会員は毛糸が30%だったので、まとめて買ってしまいました。
今回の教訓を活かしつつ、あと2~3足編むつもりです。
編み終わる頃には、ワンランクアップした私がいる、かも、しれません。