慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

桜咲く!卒業。

2019-03-26 13:15:29 | 日誌

皆さま、こんにちは。増渕です。

桜咲く2019年3月25日、平成最後の卒業式に出席してきました。

後輩たちからの寄せ書きを励みに国試に臨み、色紙のだるまに目を入れて…。おかげさまで4月からいよいよ初期臨床研修医です。期待と不安が交錯する中、ようやくこのスタートラインに立てました。初心を忘れずに精進していきたいと思います。これまで応援して下さったすべての皆さま、本当にありがとうございました。

同期のみんなもおめでとうございます!

 

さて、この度親愛なるAIBAさんから「好きなことを書いて下さい」とのお題を頂きました。

僕は志木高時代から9年間、戸田で過ごしてきました。なので、この最後の部員日誌はこの9年間のボート生活で得たもの、学んだことに焦点をあててみたいと思います。

 

言うまでもありませんが、ボートはクルー全員の力をあわせて1つの艇を進めていくスポーツです。僕たちはこれまで週に何度か艇庫に泊まり集団生活もしながら練習を重ねてきたのですが、そういう関係の中からできる仲間との思い出はどれも貴重なものばかりです。

 

もちろん、楽しいことはたくさんありました。みんなと懸命に練習し、試合に勝ち、感動したことも多々ありました。2016年、春の嵐の中、開催された早慶レガッタはまさにボート部の総力で勝利をつかみ取りましたね。

手にマメを作ってはつぶしその上にまたマメができて、痛くて苦しい練習を積み重ねた末に出た結果、練習不足で当然勝つことが出来なかったレース、心を込めて指導してきた後輩がすくすく伸びてくれたこと、一つ一つがとても大切な思い出です。

 

時にみんなに心配をかけたこともありました。迷惑をかけ、猛省した日々もありました。

ただその中で気付いたことは、いつも誰かがそばにいて、色んな思いを一緒に分かち合い、支えてくれたことです。いい時もよくない時も、「一緒にやっていこう」と言ってくれる仲間の存在はとても貴重でした。みんなには改めて感謝しかないと思っています。そんな仲間のことを決して忘れることはありません。ありがとう。

 

それから、これからもボート部で活躍していく後輩たちに向けて…。

人生にはもちろん、狭いボート部の中でも今後も様々なことが起こると思います。楽しい時はそれでいいですが、時には辛いこと、苦しいこともあるかもしれません。そんな時、どうか思い出してください。同期がいます。先輩がいます。後輩もいます。かつて僕がそうだったように、周りには分かち合ってくれる誰かが、仲間がいます。頼りになるかどうかは分からないけれど、僕もその「誰か」になりたいと思っています。そんな時はいつでも声をかけてみて下さい。迷ったらみんなで考えていきましょう。ボート部らしく、協力し合いましょう。

“一艇ありて一人なし” 。ボート部で学んだこの精神は人生そのものだと思います!

頑張っていこう。さあ行こう。

 

最後になりますが、これまでご指導ご鞭撻いただきました先生方、監督、コーチ、OB諸先輩方などすべての関係者の方々に、そして家族に、感謝いたします。6年間、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 

では、この辺で。いつもかっこよくしっかりと僕らを支えてくれていた同期のトビーにバトンを渡します。頼り甲斐のあるマネ長トビー。本当にお世話になりました。

お題は「マネージャーの醍醐味」「後輩へのメッセージ」「最近何してる?」「社会人としての意気込み」などなど何でもOKです。思う存分語って下さい。

 

それでは皆さま、今後もボート部を盛り立てていってください。ずっと応援しています。そして新入生歓迎!是非ボート部に来てください。また会いましょう。