慶應医学部端艇部 部員日誌

部員の日常を綴ります・・・。

オフの長夜に思い巡らせて

2015-02-15 01:10:51 | 日誌
こんばんは。
一年生マネージャーの武田あきほです。拙筆ながらこの度のブログを担当させていただきます。
まずは、春に医学部ボート部に入ってもう年度が終わろうとしているところではありますが、少し自己紹介をさせていただきます。私は神戸で生まれ育って中高まで過ごし、現役で別の大学に入学して京都で二年間学んでいました。しかし、思うところがあって昨年慶應を受験し、縁あって東京に移って来た次第です。志あってのことと言えども、敢えて大学を中退し、親しみのある関西という土地やそこにいる人々と離れて東京に来たわけですから、この決断に成否があるのは覚悟の上でした。当然、こちらに来て全てが順風満帆だったわけではありませんが、今となってはベターな答えを選び取ることができたのかな、と思うことができます。

さて、私が慶應に来てよかったと思える理由の一つが、この医学部ボート部と巡り会えたことと言っても過言ではないでしょう。こんな異色の経歴の一年生にも優しく指導してくださる先輩方の存在は勿論のこと、インドアな人生を送ってきた私にもとても心地よく感じられる戸田の水辺や、ボートというスポーツの勇壮でありながら風雅でもあるところにすっかり魅了され、楽しくマネージャーをやらせていただいています。
新年度からはダブルスクールのスケジュールが許す限りの参加となってしまいますが、今後ともよろしくお願い致します。

続いて、ゆうみから貰ったお題の「2015年の目標」についてお話しして結びとさせていただきます。
まず一つ。漠然としていますが、「驕らずに学ぶこと」です。これは、私の趣味である文章を読み書きすることには如実に当て嵌まることで、例えば語彙などは、既に豊富である自負があっても、さらに学ぼうとしてみればみるほど未知なるものに遭遇するものです。しかし、自分が無知であることを知れば自ずと学ぶことの必要性を感じ、その術を模索してゆける。例えば文筆に関しては、辞書や名著と思えるものを丸暗記する勢いでがむしゃらに齧り付いてそれでようやくものになってゆく。そういうものであると思っています。
そしてこれは、実学の領域にあたるダブルスクールでの学習でも然り、また、マネージャーとしての仕事でも然りであると考えています。
仕事の内容を一通り覚えてそれを淡々とこなすのは然して難しくはないでしょう。しかしその段階で満足していては手慣れた雑用係に過ぎないと思います。いずれ社会に出ると当然のように要求される、指示されなくとも一歩二歩先を読む能力をここでここで培おうとしてみてもよいのではないでしょうか。
マネージャーというものの立ち位置を考えると、ルーティンの仕事以外にできることと言えば「気遣い」の範疇のことくらいになってしまうでしょうが、それでも一歩後ろからの支援に美徳を見出してマネージャーになったわけですから、そこにも愉しみとやり甲斐を感じてやってゆけることでしょう。

そして蛇足ですがもう一つ。「眼鏡なしではバンチャなど到底できないほどになってしまった視力をどうにか回復させること」です。レーシック手術を受ける勇気はないので他の方法を募集中です。医学部の皆々様、知恵をお貸しください。

それでは長くなってしまいましたが、ここで筆を置かせていただきます。次は舟木さんでお題は 「高校時代の私」「ふなっきーの密かな楽しみ」「常に落ち着いていられるコツ」のの3本でお願いします。