NY ロングアイランド 飛行日記 - NY L.I. Flight Diary

青空に浮かぶ飛行機を見上げたり、空港ではパイロット達に目がいってしまう。パイロットになろうと決意した者のフライト・ログ。

別れの時

2010-01-11 03:38:13 | 計器飛行編 (IFR)
今日はTodd Rubinとの最後のフライトのつもりで空港へ向かった。
昨日はJCAB用の日本式ログブックにサインしてもらう為、トッドに渡しておいた。多分ラインにして、80行くらいは署名をしてもらわなくてはならなかった。

10時からのアポの為、空港に到着するとモリースが真剣な表情で電話をしている。時々、僕の名前が聞こえてきた。電話が終わると、なんとブリッジポートに行ったトッドの機体、N1089Dがパンクしたとの事だった。修理に時間が掛かり、10時のフライトはキャンセルにして、代わりにシミュレーターに乗っといてくれとの事。

最後のフライトで気合をいれていたのに、とっても残念。結局シムに乗り、NYC上空を飛行したり、メッツの球場上空を飛行したり、と合法的にはありえないフライトで気分を紛らわした。12時頃にトッドとトーマス(パンクさせた張本人)が帰ってきて、トッドにお別れと感謝の念は伝えたが、どうもしっくりこないまま帰宅した。

あと、N1855Yが学校とのリースが切れて、姿を消した。55Y(ファイフ・ファイフ・ヤンキー)、お前の名前を呼ぶたびにヤンキースの松井秀喜を想像していた。彼もLAに移籍したので、偶然とは思えないタイミングで機体も無くなった。

インストラクターが次の仕事がみつかり辞めるのはよくある事である。ただここ2年くらいは非常に不景気で、皆インストラクターから脱出できないでいるみたいだ。僕ももしインストラクターになったら、トッドのように尊敬され、生徒から慕われる、教養豊かなインストラクターになりたい。

(写真はキングエアー内のTodd Rubin)

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4 コメント

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Unknown (tama )
2010-01-16 00:54:58
憧れのパイロットに1年教えてもらえたのだから、とってもラッキーでしたね。

彼みたいになりたいって思える存在がいること自体とっても羨ましいです。

トッドもあなたのこと誇りに思ってると思いますよ。
Unknown (keikunn)
2010-01-16 01:11:59
tama-san
有難うございます。FRGの空港にはタロン・エアーがあるので、無線で交流できるかもしれませんね。
CFI (CFI Japan)
2010-01-17 05:33:37
「真剣な表情で電話をしている」とブログのトップで読んだ時は、まさか!と思いましたが、パンクで一安心でした。

教官の影響力は莫大な物があります。トッドさんの様に尊敬できるCFIに出会えた事は本当にラッキーでしたね。次はトッド魂を伝える立場になりましたね。 教官にならなくても情報発信は多くの人を助けます。これからも頑張って下さいね。 (私には生の情報がありません。。。) できればCFIも目指してくださいね。
CFI (keikun)
2010-01-18 23:05:41
上田様、

有難うございます。彼に1から教えてもらい、本当にラッキーでした。先ずは来週のチェックライドを無事に終わらせたいです。天候が心配ですが。。。

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