私は地球で楽しく遊ぶために生きている

心はいつも鳥のように大空を飛び 空に吹く風のようにどこまでも自由に

恋愛するということ 35

2020-05-19 14:11:57 | 日記
 学生の頃、アルバイト先にオシャレのスイッチのオンとオフが激しい女性がいた。
とにかく、オシャレをしたくないときはトコトンしない女性だった。
ゆえに、肌もくすんで見える。表情全体に生気も感じられない。
一緒に働いていた男子学生が、
「ああ、可愛い子入らないかな」と、がっかりしていたのを思い出す。
しかし、数ヶ月後彼女は見る見るキレイになっていったのだ。
男子学生も「彼女って可愛いかったんだね」と目がハートになっている。
彼が誉めていたことを話すと、彼女は、
「よく言われるんです。前の彼は俺ブス嫌いだからって別れたのに、、
私がキレイになっていくにしたがって態度が変わってきて、
お前って実はキレイだったんだね、つきあってあげてもいいよって言うから私、
思いっきり振ってやりました。
男ってキレイというだけで態度コロコロ変わるんですね」
そして、彼女は凛として言った。
「男は大事な何かが見えないんですよ」と。
彼女の表情から完成された聡明さと、清潔なセクシーを感じてゾクッとした。
いい女だと思った。
いずれ彼女のキレイの向こう側にある魅力に気づく男に出会うだろう。
そして私は彼女から学んだ。
キレイは明日からでも手に入るということを。
あなたの中のスイッチを「オシャレ、キレイ」のチャンネルに切り替えれば
すぐに飛び込んでくるキレイ情報。
しかし、キレイの向こう側にある何かを見つけた女性こそが最高に魅力的なのだ。











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