私が仕事を辞めようと思った理由

私は何年も会社を辞めたいと思っていた
何故辞めないのかとも問われた時は何度もあった
しかし、どうしても踏ん切りがつかなかったのは
給料が普通の事務仕事の数倍だったことだ
それによって私の生活は潤い豊かな生活ができた
海外旅行、エステ、ブランド品、高級ホテルの宿泊
有名レストランのディナー　
社会的地位のある有名人との交流など・・・
退職するということはそのすべてと決別しなければならない
その時の私にとっては捨てがたい魅力あるものだった
しかし、オーナーのワンマン経営には
何度も心が折れそうになっていた
「俺の会社だ。だから俺の経営色に染まれ」という絶対的な圧力に
このままここにいたら私はロボット人間になると
失望と絶望を感じながらの仕事に疲弊していた
私は自分自身を取り戻したかった
もう一度ほんとの自分に戻りたかった
だから私はこの籠から脱出しようと本気で思った

そして自由への旅が始まった