アキマ・トーク

おばさんの世の中時評・日頃思うこと

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おひとり様の食卓は・・・・・

2016-11-01 09:58:31 | 日記
朝 昼 晩 と、私は料理を作る。
夫のために、である。

夫が喜ぶであろう、食べたいであろうと思うものを、たえず作る。

私は、料理をすることには、あまり苦に思ったことはない。
皆を食べさせる、喜ばせる、美味しいといわせる、私にしかできないことだと思っている。

でもー、ふと思う。
私が一人になったら、私は、料理を作るだろうかと。

脚本家の内館牧子さんが、何かに書いてらした。
おひとり様の食卓は、あまり気合いを入れない、むしろ、ながら食いで、いいそうである。
手をかけたものを作り、テーブルにランチョンマットなど敷き・・・・、などしていると、いやでもおひとり様感を味わう。自分は何をしているのか、自己嫌悪におちいるという。

その昔、私の父が,母が亡くなったあと、しばらく一人暮らしをしていたことがあった。
父は、しっかり者だったし、趣味もあったから、一人で大丈夫と、そう思って、父の思いどうりにさせることにした。

ある日、父はその日、大奮発して、デパートで最高の牛肉を買い、家に持ち帰って、すき焼きをしたそうである。
そしてー、
一人で食しているうちに、ふいに、涙がポロポロとこぼれたという。

私はその話を聞いて、胸をつかれた。
きっと父は、それまで気付かぬふりをしていた、わびしさに、ふと、気付いてしまったのだろう。
美味しい肉で、張り切って、食卓を作ったばかりにー。

私は一人になったら、その事に、よく心しようと思う。
食事は、手をかけないで、気を張らないで、そして、ながら食いしよう。
したがって、私は、料理は、あまり作らない。

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