ある日、阪急電車に乗っていて車内のドア上広告が目に入りました。
阪急電車の色(阪急マル―ンと呼ばれる濃いワイン色)を使ったデザインで
車両のイラストと文字のみでシンプルですが、ややレトロな雰囲気がいい感じ。
『わたせせいぞうが描く神戸線沿線のイラストをラッピングして運行中!』
と書かれています。
そういえば車内の中吊りやドア横にも、わたせせいぞうさんのイラストが。
もしかして、この電車…?
電車を降りたときに改めて見てみると、桜と「西宮・夙川」の文字が。
ラッピング列車のことを知らなかったので
絵柄のある列車だと思わず乗っていたようです。
西宮北口駅「カリヨンの鐘」や、夙川の桜が描かれています。
他の車両にも「神戸」や「灘・六甲」の文字とイラストがあり、とても可愛らしい列車です。
阪急電鉄のサイトによると「神戸線」と「宝塚線」で、
沿線の観光スポットが描かれた車両が、それぞれ1列車運行されているとのこと。
1列車。出会うとラッキー!な感じですね。
神戸線は「わたせせいぞうさん」のイラスト4種類。
観光スポットを訪ねる二人のラブストーリーも作られていて
車内の中吊りポスターでも読むことができます。
宝塚線は、観光スポットと、鉄腕アトムやリボンの騎士など
おなじみ「手塚治さん」のキャラクター達。
阪急電鉄のサイトで、全車両のラッピングイメージが見られます。
阪急電車に乗られる時は、ホームに入ってくる電車をチェックしてみてくださいね。
阪急マル―ン色
さて、阪急電車の色「阪急マル―ン」は
1950年代から変わらず阪急のイメージとして愛されてきました。
色を変更する案が出た時も、周りからの反対意見が多くて見送りになったそう。
電車のカラーといえば、もともとは車両の腐食防止のために塗装が必要だったものが
いまは腐食しにくい金属ゆえに、実はそのまま(銀色など)でも大丈夫なのだとか。
でもやはり阪急電車は、このマル―ン色であり続けてほしいですね。
冬の深まりとともに、桜の季節も近づいています。
車窓から夙川や芦屋川沿いの美しい桜を楽しめる日も、もうすぐです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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