たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

おじがあっちへいち

2013年01月11日 | Weblog
 1月 11日

 伯父があっちの国へ逝きました。その1

 義理の伯父ですが、アタイは可愛がってもらい
ました。ですよ。
 そうそう、アタイは外面がいいし、顔もカワイイし
いつもニコニコしているし。ってことで、産まれた
ときからズゥ~と得していますよ。(笑)
 (でも性格は・・・ (^^ゞ )

 この伯父は苦労した人で、小学校も満足に通えなかった
ようです。仕事もいろいろやっていましたねぇ。アタイが
6~7歳ぐらいのときには銭湯だったような記憶があり
ます?(ハッキリ覚えていないんですが、釜場で廃材を
燃やしているのを見たような。です)

 んでね。何度かカキコしたんですが、この伯父は
漁師と猟師をしていました。
 海は1年中なんですが、山は主に冬でしたね。

 今は漁獲も少なくなっていますが、アタイが子どもの
ころ(ン十年前)にはいろいろな魚が獲れましたよ。
 夏の朝はアタイの生家の庭に網を広げて魚を網から
外します。

 前日の夕方、海に網を仕掛けておくんですよ。そいで
次の日の朝に網をあげます。
 んでね、網には舌ビラメ、コチ、カレイ、キスなど。
それにメインはワタリガニ。

 エイとかオコゼとかは毒を持っているので、網から
外すときは細心の注意ですよ。刺されるとイタイです
よぉ。
 そいから小さなフグ(食べられない)も掛かるん
ですが、小さいからといって油断してはいけません。
 フグは生命力が強いので、なかなか死なないんです。
網から外して、放り投げておいたフグを指でツンツン
したりすると鋭い歯で噛みつかれて、指がちぎれて
しまうこともあるんですよ。ブルブル。

 売れる魚は、トロ箱(出荷用の木箱。今は発泡
スチロールの箱だよね)に並べて市場に持ち込みます。

 カニはたくさん網にかかっていましたねぇ。そいで
脚が取れると売り物にならないので、網から外すときは
気をつかいます。
 んで、そいでも脚が取れたり、甲羅が柔らかい(脱皮
したばかりのとき)カニは自宅で食べました。(他の
魚も傷があったり、出荷するには小さかったりする
ものは自宅で食べました)

 夏は毎日のようにカニを食べていたので、東京に出て
きたころにはカニを食べたくなくなりましたね。
(アタイとしては、もう一生分食べた。だね)

 んでね、20年ぐらい前に小さな船溜まり(港)が
できたんですが、それができるまでは砂浜に船を上げて
いました。
 丸太をコロにして、数人乗りの小さな船をロープで
引き上げるんです。
 いくら小さいとはいっても、もちろん砂浜は坂に
なっているんですから、みんなで力を合わせてロープを
引きましたよ。

 そのころの船は櫓(ろ)を漕いでいました。時代劇で
見たりしますが、長い棒のような櫓をギィギィイと漕いで
進んでいましたね。
 アタイもやらしてもらったことがありましたが、慣れ
ないとマッタク進まないし、動いたとしても進みたい
方向には行きませんよ。

 んでその後、伯父は漢字があまり読めないのに、ガン
バッテ船舶免許を取って、漁船にエンジンを取り付け
ました。エライ!

 猟師については明日に続く。
コメント