CHAINSAW ART JAPAN・ケイジの仕事記録

木を切るチェンソーで木彫刻。チェンソーアートジャパン・ケイジの仕事などを記録したブログです。

ドイツ・オランダ出張彫刻の旅 その3 ~オランダ彫刻編-1~

2018年08月10日 | 2018ドイツ・オランダ紀行
7月9日 月曜日 オランダに入国、と言っても国境でチェックを受ける訳でも無く「あれ?もうオランダ?」って感じで自然に入国。去年のオーストリア、イタリアもそうであったようにEU加盟国は既に国境チェックが無い状態だ。いちいちパスポートを見せなくても良いので楽ではあるが、国をまたいだ間隔が無いので、残念な感じもする。
オランダはアムステルダムの近くの街で、その目的地は何と「彫刻のテーマパーク」だった。そこには兵庫県多可町で行ったイベントの巨大な結果とも言うべきものが存在していた。多可町ではイベント名を「チェンソー彫刻コレクション」として、将来的に彫刻の集積地のようなものを想像した。それがここには既にあるのだった。しかも砂の彫刻もある。真に思い描いたものだった。
とりあえず現地に入り、夕食は近くのレストランへ。そこでイギリスのサイモン・オ・ルーク氏やフェイスブックで友人になっている腕利きのチェンソーアーティストたちと合流した。
サイモンが居るので更に多可町の延長上のような気さえする。













久々に会う仲間、初めて会うFB友達たち


夜10時を過ぎても明るい。


※多可町の取組については以下をご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/keijikidokoro/s/%E5%A4%9A%E5%8F%AF%E7%94%BA

※ちなみに今年の多可町のイベントは9月15日(土)から17日(月祝)までの3日間、
ラベンダーパーク多可で開催されます。

7月10日 火曜日 オランダでの彫刻作業日 第1日目

ここでは主催者が敷地内に持っているアパート?がチェンソーアーティストたちの宿舎となった。我々夫婦、フロリアン、サイモン、リカルド氏(エクアドル出身ドイツ在住の彫刻家)、イゴー氏(ロシア出身ドイツ在住のチェンソーアーティスト)、アンドレ氏(ドイツのチェンソーアーティスト)、ミーシャ氏(ドイツのチェンソーアーティスト)の8名が暮らしながら作品を彫る。期間は今日から14日 土曜日までの5日間である。







そしてその題目が何とレンブラント 夜警の立体化であった。
参加アーティストはこの他に地元で活躍する兄弟チェンソーアーティスト、サンダー・ブーム氏とリック・ブーム氏。彼らこそ今後、世界的にトップを行くチェンソーアーティスト兄弟だと確信した。その他、タマ君というマルチ・アーティストや彫刻村の社員の若者がヘルプに入ってくれている。
何の予備知識も無いまま、即仕事に入るあたりがいかにも私たちの旅らしい。苦行スイッチをカチッと入れて彫刻にとりかかる。レンブラントの夜警の立体化という壮大なテーマで、その中の一人を彫りあげる。誰を担当するのか皆で話し合って決める。私は指をさして話をする黒服の男性を彫る事になった。
材木も結構大きなジャーマンオーク(アイシャ)だ。さあ1日目はどこまで行けるのか。
ちなみにチェンソーなどは全てフロリアン氏からのレンタルである。
(日本国内で多い質問がチェンソーなどは持参するのかという質問が多いが、空輸できないので現地で用意するしか方法が無い)















<続く>








ドイツ・オランダ出張彫刻の旅 その2 ~オランダへ~

2018年08月10日 | 2018ドイツ・オランダ紀行
7月8日 日曜日 ドイツ・フランクフルト国際空港に1日後れで到着し、空港から市内までとりあえず電車に乗る。最近は少し慣れた。








フランクフルト駅正面





予約してあったホテルに徒歩で向かう。ホテルにはメールで事情を伝え、キャンセルしなくても良いので到着次第チェックインさせて欲しいと伝えてある。なぜなら朝6時に空港着だったので、夕方からしかホテルに入れないのはつらい。即チェックインさせてもらうと荷物を置いて移動できる。とても良い選択であった。しかし、このヨーロッパ独特の石畳はとてもステキではあるが、スーツケースのタイヤを壊しそうでとてもイヤ。






ここが今回宿泊した国際会議場横のホテル。イベントが無い時は格安で泊まれるようだ。


ホテルの窓から見える街の風景


フランクフルトの街を歩いてみるが、日曜日なので店がほとんどオープンしていない。早速必要品を調達したくても店がやってないのではどうしようもない。
有料の植物園を歩いたり、ベジ店を探してみたりと動き回り、この日はふたりとも10時間ぐらい眠った。

ブラシ専門店 スゴイ品揃えだ。プロショップだ。


ベジタリアンのお店を検索して行ってみた。


そこで頼んだVEGANラザニア とても大きい。 チーズも挽肉も全部植物性。


市電にも乗ってみたが、乗った電車の方向が違って即降りた。切符は買ったが改札も検札もない。


地下鉄の入り口らしい・・・。




7月9日 月曜日 今日はフロリアン氏が迎えに来るハズ。そしてオランダまでここからドライブ予定。フランクフルト・ポッケンハイムの街のパン屋で朝食をとったり、買い物をして彼が来るのを待つ。オランダで何が待っているのかは実は知らない。分かっているのは彫刻仕事があるというだけ。さて、どうなるのやら。

朝市のフルーツショップ


品揃えがたまらない!




ここのパン、感動的に美味しかった!




自然食品を多く扱うスーパーを見つけた。さっそく買い物!


あるある!BIO VEGAN食材。









フロリアン氏は約束の時間にピッタリにホテルへ来てくれた。チェックアウトして、オランダへ向かう。基本的に制限速度が無いアウトバーン・モトベイ(モーターウエイ)を突っ走ること6時間。オランダに無事到着したのであった。

この車で移動する。


有名なアウトバーンだ。


こんな凄いトラックがとまっていた。


ここからオランダ(ネザーランド)だ!




フロリアン・リンドナー氏 (ドイツ・テューリゲン州在住 ドイツ人)
チェンソーアート歴14年ほど。ドイツ・スピードカービング2年連続チャンピオン、イングランドOPEN優勝、ドイツハスクバーナカップ世界大会優勝 など減益の世界実力NO.1的存在である。最近ではニューヨークマンハッタンでパフォーマンスを行うなど、とんでもないチェンソーアーティストである。

<続く>

ドイツ・オランダ出張彫刻の旅 その1 ~フライト~

2018年08月09日 | 2018ドイツ・オランダ紀行
久し振りにブログアップします。
今年はドイツに来てすぐにオランダへ、そこからドイツに戻り・・・・という行程を進んでいます。
涼しいはずのドイツも、今年はかなり暑いです。
50歳過ぎた夫婦ふたりで行く冒険にも似た分類の無い海外出張ツアーです。
社会からお預かりしている里親募集中の保護犬たちを友人たちに預け、約40日に渡る日本人があまりいないヨーロッパの田舎を巡り、彫刻します。
それでは少しずつアップしますのでお楽しみに!!

☆☆☆☆☆
まずここ2年ほどこの時期に行っているドイツ・テューリゲン州・フロリアン リンドナー氏のチェンソーアート関連。今年はルフトハンザの直行便の価格が高くて断念し、格安チケットをインターネットから予約することにした。いろいろある中でタイ航空を選び、予約会社をJTBにした。何かもしもの事態にあった時、それでも日本の会社の方が何とかなるのではないかと思ったのだ。今は格安チケットの価格とそれを販売する様々な組織が名を列ねるサイトが運営されており、便利な時代だ。
7月6日、この日フライト予定で朝早く関空に向かう道中は、大雨によって行く手を阻まれる。関空まで送ってくれる友人のKMさんが運転してくれたのだが、順調と思われたルートは通行止め。正直言うと、和歌山・大阪間の高速道路は「通行止め決定」が早すぎるのではないかと思う。そのために一般道は大渋滞し、そこに豪雨が襲い更なる災害になりかねない。いつも不思議に思う。まあ、そんな日に移動した我々が悪いのだ。仕方ない。本来なら一日早く移動し、空港近くのホテルで待機すれば問題は無かったハズだ。
渋滞でフライトに間に合わない時間が経過し、一瞬うろたえたが、冷静にそのことをどう伝えるべきかを考え、チケット予約した会社に連絡し、対応してもらうことにした。
JTBで予約して良かったと思えた瞬間はココだ。 まず時間はかかったが担当者に電話することができ、親切にに対応してくれた。これが他の販売会社だったらどうだっただろうか。ただでさえ、この状況下は他の客も同じ状況下の人が多く、キャンセルなどの対応に追われているハズだ。そんな中で素早く対応してくれたのがJTBであった。感謝申しあげたい。
結局、タイ航空側の対応で1日遅れての同じ便に変更ができ、無事関空から飛び立つことができた。タイ航空に電話したくてもなかなか繋がらず(今は電話番号自体が記されていない)、どうやって変更したら良いのか、当日乗れないことをどう伝えたら良いのかなどができない状況下では、チケット販売会社に頼る他無いのだ。チケット会社の担当者がタイ航空側にまず乗れない状況を伝え、1日遅れても良ければ同じ便に乗れるという交渉をしてくれた。格安チケットで変更が効かないものをあるそうだ。当日別便のものを購入し、現地に向かうことを一瞬考え、インターネットで当日チケットを検索したが、余分に20万円以上かかることが分かり、
それも覚悟したので、1日遅れてのフライトは本当に助かった。


ここで当社(チェンソーアート・ジャパン)のスタンスを説明すると「仕事の移動には余裕を持て」を教訓にしている。これはアメリカで活動していた際、乗っていたモーターホームが古いもので、良く故障した。移動時間が異常にかかった経験から来るもので、日本国内でも仕事の1日前には現地入りできる体制をとっている。整備されたトヨタ車でさえ、予測できない故障で時間がかかることも多々ある。そうしたことを調整できる時間を含め旅のプランを考えなくてはならない。なぜなら顧客(クライアント)に迷惑をかけることになるからだ。

今回、関空に移動する時間の設定が甘かったので1日遅れたが、ドイツ・フランクフルトで余裕を見て2泊する予定だったのでそこを1日削って調整できた。仕事に遅れず対応できたのだ。
なかなか休息がとれない仕事なので、フランクフルトでゆっくりしようとしいていたのが、やはりゆっくりできない結果となったが、まあ仕事に遅れるよりは良いか・・・と思う。

タイ航空のチェックインはインターネット上で済ませ、カウンターでは預け荷物の受付をしたのだが、私たち夫婦はなるべくヴィーガンなベジタリアンなので機内食はヴィーガンを指定する。今回は便の日変更によって対応できないとJTBからは言われたが、カウンターでは「ヴィーガン食で承っております」と言われホッとしたが、出された機内食がとても美味しくなくて残念であった。日本で作って乗せる機内食でヴィーガン指定するとなぜもこう味の無いまるで糖尿病食のようなものが出てくるのだろうか。(ちなみにドイツから帰りの便で出るヴィーガン食はとても美味しい)



タイ航空でドイツに行くのは初めてで、いつもは関空からルフトハンザ航空直行便を利用している。タイ航空はタイ・スワンナプーム国際空港で約8時間も乗り継ぎ便を待たなくてはならないが、その空港でマッサージや美味しい果物をいただき、リラックスタイムに当てる。






大きな立体像などがディスプレイされており、彫刻を仕事にしている私にとっても興味のある空港である。






フランクフルトまでの便に乗り込み、いよいよドイツ入り。タイ空港から積み込んだヴィーガン機内食に期待したが、はやり美味しく無かった。残念だ。タイなら美味しいと思っていたがダメだった。帰りはフルーツ食を指定しようと思う。


フライトは快適。無事ドイツ・フランクフルト国際空港に到着した。   <続く>