男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

昔の役職等 横目

2018年01月11日 | 日本の歴史、地域の歴史
「横目」は、庄屋の下で、もっぱら村内で起こった出来事の善悪を判断する役目でした。昔の駐在といった立場です。村役人としての横目は「村横目」と呼ばれました。「横目」は、「横目付」から来た言葉です。「横目付」は、幕府、藩におかれた役職であり、幕府においては大目付の配下として諸藩の監視にあたり、藩の横目付は下級武士の監察にあたり、村方(郡廻り)横目付は郡奉行の配下で村々の取り締まりに当たる役職です。このように「目付」は「監察」の意味を持っています。従い、「横目」と言っても村役人としての横目と藩の役人としての横目があります。藩の役人である「村方(郡)横目」には村役人から取り立てられた者もいました。
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