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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月7日 ◇四字熟語で目から鱗が落ちる 天下布武   経営者は天下布武の視点で自省してはどうでしょうか ◇日本人と英語

2025-03-08 16:07:16 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月7日 ◇四字熟語で目から鱗が落ちる 天下布武   経営者は天下布武の視点で自省してはどうでしょうか ◇日本人と英語  

 

 明けましておめでとうございます。

 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。

 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。

 

◆【経営四字熟語】 第1章 心の経営と経営の心

 1970年代から半世紀もの永きにわたり経営コンサルタントとして、経営者・管理職の皆さんと接してきました。その間、経営コンサルタントの目から見ても素晴らしい経営者・管理職の方がたくさんいらっしゃることを発見しました。一方、そのような素晴らしい経営者・管理職でさえも類似している課題が存在することも感じてきました。
 他方、どちらかというと元気のない企業に、換言しますと「一般的な企業」といえますか、その経営者・管理職の方々に見られる問題点も目の当たりにしてきました。
 【心 de 経営】の「 de 」は、フランス語の前置詞です。「de」は、英語の「 of 」に相当する「~の」という所有を表す意味があります。すなわち「心 de 経営」というのは「経営の心」という意味で、上述前者の優良企業におけるコンピテンシーを中心に、経営のあり方を、四字熟語を通じてご紹介します。
 後者の、一般的に多く見られます中小企業で感じられるのが、経営のやり方に、もっと違うやり方や工夫があるのではないかと思うことが多々あります。社員の人間性を認めた上で、自発性を活かしている企業が多いのです。そこに欠けているのが「心で経営」ということです。
 本章では、経営者として、あるいは管理者としてのあり方を中心に四字熟語から選択して、私見をまとめてみました。ブルース・リーが主演した「燃えよドラゴン」の中で「Don't think! Feel!」という有名な台詞があります。「考えるな、感じろ」という言葉に通じるものを感じます。あなたに適した形で感じ取る契機となることを期待しています。

 

■ 天下布武    経営者は天下布武の視点で自省してはどうでしょうか
     ~ 民を豊にするものが天下を取る ~


「天下布武(てんかふぶ)」といいますと、「天下に武を布く」と訓読でき、国を治めるという織田信長の基本的な考えです。信長が美濃攻略をしたあとで、当時井ノ口と呼ばれていました地を「岐阜」と改名しました。その頃から「天下布武」の印章を用いていると言われています。
 一般的には、「武力を以て天下を取る」と解釈され、天下統一の意志を示すものとして理解されています。しかし、信長研究者の多くによりますと、信長の心は「暴力を抑え、戦いをやめ、全ての民を和ませ、物資を豊かにすることができる者が天下を治めるのにふさわしい」ということだそうです。日本史の授業で学んだことがあると思いますが、楽市楽座を積極的に推進したことからも、信長が意図した天下布武の一端を窺えるような気がします。
 信長の横暴さが目立つために・・・・・<全文は下記URLからどうぞ>

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/898a3ddb6238b7d0d96a5cac192fa3b0

 

【経営四字熟語】 バックナンバー

■【今日のおすすめ】

 【お節介焼き情報】 時間の効果的な使い方 

 一日は、万人に共通に24時間が与えられています。

 しかし、その24時間の長さというのは、人によって異なります。

 「そんな、莫迦な!」と言いたくなりますが・・・

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 4月8日 ■ 花祭り、灌仏会 ■ 日立風流物  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。


   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  TOEIC(トーイック)は日本人の発案で実施され始めたのです 407

 1977年、アメリカのテスト開発機関であるEducational Testing Service (ETS、en:Educational Testing Service) に北岡靖男氏が開発を依頼したことにより始まりました。
 日本人が関与して始まったことを知っている人は意外と少ないのです。
 それほどグローバルなテストになってきていると言うことですね。
 日本だけでも受験者数は300万人といわれています。世界で見ますと150か国で実施され、800万人もが受験をしています。
 その背景には、入試や入社試験の一部として利用されるようになってきていることが上げられます。
 大学入試の共通試験にも使われるようになることが決定しましたのでますます注目度が高まりますね。
 それにしても複数の期間による、異なる試験で公平性は保たれるのでしょうか? 新たな疑問が湧きました。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 英語を話せる人が多くなってきました。
 海外でインタビューを受ける人の多くは英語で話しています。
 英語の話せる人にインタビューをするから当然といえるかも知れませんが、やはり英語を話せる人がいるという証左です。

 日本語の文書を見ていても、カタカナが多いですね。
 平均的には15%といわれていますが、テレビのフリップを見ていますと、その数倍の比率になっているように思えます。

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

  

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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■【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】6-03 苦肉之計 なし崩しに物事に対処するなかれ~苦し紛れで考えついた方法で対峙する~

2025-03-08 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  ■【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】6-03 苦肉之計    なし崩しに物事に対処するなかれ~苦し紛れで考えついた方法で対峙する~   


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第6章 仕事上手になる法
 論理思考で現状分析をキチンとし、方向性を明確にしてからPDCAサイクルを回し始めても、実際に行動に移したときに旨くいかないことがあります。やりたいという気持ちはあっても、いざ行動に移そうとしたときに、動けないこともあります。
相手の人を説得したり、納得させたりしても、必ずしも相手は期待通りに動いてくれないことがあります。日常生活においてだけではなく、経営者・管理職にとっては、社員や部下が動いてくれないというのは深刻な問題です。
 人の価値観というのは、多様性に富んでいます。論理思考で相手を説得したからといって、相手は納得したわけではありません。一つの価値観だけでは、相手は納得してくれません。人は、理屈だけで動いているわけでもなく、感情もあります。
 うまくいかない原因として、やろうとしていることにコツやカンというものがあったり、それを行うための技術が必要であったりして、その習得ができていないことでうまく行かないことがあります。コツの飲み込み方が上手な人もいれば、そうでない人もいます。
 このような時に、役立つ四字熟語がありますので、ご紹介します。ここでは、四字熟語の中から、相手を理解し、一方、相手にその気になってもらうには、どうしたらよいのか、心に訴えるヒントを感じ取っていただきたいです。

■6-03 苦肉之計    なし崩しに物事に対処するなかれ
    ~ 苦し紛れで考えついた方法で対峙する ~


 絶体絶命の状態でも、弱者が意外な力を発揮して、強者を苦しめるということはランチェスターの弱者の法則でも、経営面で知られています。別項におきましてでたきました「窮鼠噛猫」という四字熟語と同じ意味で、「窮鼠噛狸(きゅうそごうり)」というのがあります。前者が猫でしたが、後者は狸が登場します。窮地に追いやられるとネズミが身体の大きな狸にもかみついて必死に生き抜こうとするということを教えてくれています。
 企業経営におきましても、窮状に至りますと、「苦心惨憺(くしんさんたん)」してもなかなかその状況から脱することが困難で、「孤城落日(こじょうらくじつ)」となりがちです。「苦心惨憺」とは、課題解決のために一所懸命に知恵を絞り、策を弄して、困難克服のために非常に苦労や工夫の努力を重ねることを指します。「苦心」とは、あれやこれやと心を砕き考えることで、「惨憺」は、心を悩ませることで、「悪戦苦闘(あくせんくとう)」とか「粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)」などと同じような意味で用いられます。
「孤城落日」の「孤城」は、援軍から遠く、孤立してしまった城のことです。「落日」は、沈んでゆく夕陽のことで、落ちぶれるという意味にも使われます。すなわち、「孤城落日」は、「孤城落月(こじょうらくげつ)」とも言いますが、「援軍もない心許ない」状況を指します。
 窮地に陥っても、簡単に諦めるなという教えは、列子の「愚公移山(ぐこういざん)」という言葉からも学べます。訓読では「愚公山を移す」と読みます。愚公が、生活の邪魔になる山を切り崩そうと村人に声をかけました。しかし、人々は、「それは不可能」と嘲笑しましたが、「子々孫々の代までかかってもやり遂げる」という愚公の熱意に動かされた天帝が、山を他所に移動してやったという故事に基づく四字熟語です。
「必死になって、根気強く努力を続ければ、最後には必ず困難を克服でき、志を成し遂げられる」という教えです。ところが、最善の策が見出せないときもあります。そのようなときには「窮余一策(きゅうよいっさく)」、すなわちいろいろと熟慮を重ねましたが、良策に至らず、困り切った挙げ句にやむを得ず採用した方法を指します。その意味では、「非常手段(ひじょうしゅだん)」という言葉と通じるところがあります。
「窮余一策」に通ずる四字熟語として「苦肉之計(くにくのけい)」とか「苦肉之策(くにくのさく)」という言葉もあります。計画を軽視し、「窮余一策」は「苦肉之計」で行いますと、何ごとも不完全なままで終えざるを得ません。
 ギリシャ神話の中に「トロイの木馬」と言うのがあります。トロイア戦争の時に、ギリシャ軍が、「金城鉄壁(きんじょうてっぺき)」なトロイア国の城を攻めあぐねていました。大きな木馬を作り、ある夜、それを敵の城門の前に置いておきました。朝になって、城門前の大きな異物を発見したトロイア軍の兵士は、それを場内に運び込みました。その晩、要塞堅固な城に油断をして、手薄になっている所に、大きな木馬の中に潜んでいたギリシャ兵士が木馬から出てきて、城門を開けてギリシャ軍を勝利に導いたというストーリーです。
 これによく似た話が、中国の漢書にでてきます。ある男が、敵を欺くために、わざと自分の身体に傷を付けて、敵陣に逃げ込んだ振りをしました。敵陣内に入ったその男は、敵の内情を探り、見方を勝利に導いたと言います。苦肉之策というのは、苦し紛れに考えついた方法で課題に対峙するという意味です。
 因みに「金城鉄壁」というのは、「金城」は金で作ったような堅牢で、守りが堅固という意味です。敵が容易に城壁内に入れなくて、陥落が困難な城という意味から、「堅固で隙がない」という意味に用いられます。中国におけます「城」は、日本の城と異なり、都市を城壁で囲み、民衆もそこで生活できる広い範囲を指します。「金城鉄壁」と同じ意味で「難攻不落(なんこうふらく)」「金城湯池(きんじょうとうち)」という四字熟語があります。「湯池」は、「湯の池」すなわち、熱湯のたぎる堀に囲まれた城のことです。
 多くの企業で、PDCAが定着しているかのように見えます。計画を立てても、期限がまだ充分ありますので、スケジュール的にゆとりがあると油断してしまい、期限が近づいて慌てることがあります。時間的制約があり、余裕がないあまりない中、作業を進めるとどうしても雑になりがちです。また、腰を落ち着けて考えるゆとりがなく、本来なら生まれてくるような知恵が十分発揮できません。「時間がないので、これでやるしかない」と窮余一策を絞り出してくることがあります。窮鼠噛猫で良いアイディアが生じてきたのでしたら良いのですが、得てしてそのようなときと言うのは、「思案投首(しあんなげくび)」、すなわち「考えてはいるけど名案が浮かばないで、困って首を傾げる」ならまだしも、「時間がない」のではなく、「時間がなくなるような、ギリギリの状態に追い込まれてしまってやむをえない」状況を作ってしまっているのです。そのような社風の企業は、万事において、このように「なし崩し」で業務が行われる傾向にあります。その結果、中途半端な計画で、中途半端に仕事をし、そのチェックやアクションも中途半端になってしまいがちです。
 ある会社で、販売促進のための企画課長が主催して企画会議を開催することになりました。販促策はまだ数か月先ということもあり、開催案内の配布を先延ばしにしていました。あるとき、部長から指摘を受けて会議を開催したのですが、企画まで一か月足らずになってしまいました。
 その販促策のコンセプトも十分に審議せず、複数の担当者に業務を割り振って、準備に着手しました。案内状を作成する担当者は、以前の販促企画時の案内状を基に作成、それを発送しました。開催予定の会場予約の担当者は、予定していた会場の予約ができず、別の会場を予約せざるを得ませんでした。会場の設定も展示業者との打合せがちぐはぐとなり、装飾の変更を起こさざるを得なくなりました。案内状発送担当者は、来客の動員活動に入ったときに、案内状内の会場が間違えていることを発見し、急遽印刷物の手配をやり直し、再発送したりしました。
 いろいろな不手際がありましたが、当日がやってきました。その日は、週末のために会社はお休みの日でした。念のために、販促企画担当者のひとりを会社に待機させておいたのですが、「会場に行ったけど、誰もいないがどうなっているのか」という電話がひっきりなしで、対応に大童でした。二度目に出した会場変更の案内状を見落としたお客様が旧案内状の会場に行ってしまったのです。
 会場の装飾も、企画内容にふさわしくない、ケバケバとしたものであったり、会場に展示すべき商品が案内状にそぐわなかったりという問題も起こりました。また、予定した集客数の五十%にも至らない動員結果となってしまいました。会場案内の手違いで来なかった人も多いのかもしれませんが、なによりも案内状の内容が抽象的で、具体性に欠けていました。そのために、案内状を受け取った人が、「行きたい」という気持ちを起こさなかったようです。
 この企画の担当者達は、当然のことながら、PDCAということを知っています。その効果や価値も解っていながら、それが絵に描いた餅にすぎなかったのです。計画段階、準備段階、直前の確認、当日の対応等々、すべてが「時間がない」ということを理由にして、「なしくずし」に進めてきました。なし崩しで進めてきたことが問題であることを認識せず、お互いに「連絡が悪い」「聞いていない」等々の責任のなすりあいでした。「なし崩し」が「日常茶飯」に行われている企業体質ですと、それが繰り返されてしまいます。これでは将来が危ういといっても過言ではないでしょう。
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月7日 ◆盗難されやすい自動車種 ◇瓜田李下 ◇元気な会社 世の中にない新しいものを創る 2810-4307 ◇メンチカツ

2025-03-08 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月7日 ◆盗難されやすい自動車種 ◇瓜田李下 ◇元気な会社 世の中にない新しいものを創る 2810-4307 ◇メンチカツ 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月7日

 自動車の盗難件数が減らないそうです。日本損害保険協会の自動車盗難調査によりますと、とりわけ愛知県が多く、埼玉、千葉と続いています
 盗難車にあいやすい車種というのがあるそうで、トヨタ「ランドクルーザー」が4年連続でワースト1だそうで、全体の27.5%を占めます。トヨタ車が盗難に多く、「アルファード」、「プリウス」、レクサスが狙われています。
 これらは最近、フルモデルチェンジして、安全装置が高機能化されています。その結果、高く売れる、あるいは人気があって売りやすいという車種であるといえます。(出典:gooニュース)

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 

 竹根の部下が紹介してくれた企業は遠方のため、ネットを使ってインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 世の中にない新しいものを創る 2810-4307
 大型物流センターなどで大量に使われているローラーコンベヤ。梱包した商品を行き先別に搬送・仕分けする機能を持ち、コロナ禍に伴うネット通販の拡大により需要が急増している。そのコンベヤの駆動系中核部品であるモーターローラーで、世界シェア50%超を誇る企業がある。1946年に創業し、1960年代は大手家電メーカーの下請けだったI社(兵庫県加西市)である。

 コンベヤ用駆動ローラーを手がけたのは1975年。80年代初頭に家庭用ビデオデッキの製造ライン用として、家電メーカーに次々と採用された。86年にはDCモーターローラーを開発。当初はなかなか売れなかったが、米国郵便公社(USPS)の自動仕分け装置として採用されたのをきっかけに、米アマゾンを始めとした大手ネット通販会社が次々と採用した。現在では米国、欧州、中国にも工場を展開している。

 最近では、複数の球状のローラーで構成され、搬送物を左右、斜め、直進と仕分けることができるマルチアングル移載装置「ボールソーター」を開発した。従来も搬送物を直角に曲げられる装置はあったが、その際に搬送物が一旦止まるため、処理能力が上がらなかった。新製品は独自構造のボールの首振りで仕分けするため、物を止めずにどんどん流せる。1時間に6000個、小物であれば同1万個を仕分けられる点が評価され、「中小企業優秀新技術・新製品賞」(中小企業庁・中小機構後援)で優秀賞に輝いた。

 一方で同社がユニークなのは、世の中にない新しい製品を生み出すために、スーパープロトレーニング(SPT)と呼ぶ「人づくり」活動を実施している点だ。エンジニアでアイデアマンのI会長(前社長)が音頭をとり、20数年前から兵庫県朝来市の生野銀山近くで古い別荘を数件取得し、社員が土曜日に改装作業を行っている。また同社はパワーショベルやユンボなどの重機を十数台所有し、兵庫県宍粟市の山林200ヘクタールの山を取得し、里山の整備も進めている。

 技術者は一つの分野に5年、10年携われば、その範囲のプロにはなれる。しかし世の中にないものを開発するためには、それ以外の知識や技量が数多く必要だ。「それと同様に、本業とは違う仕事をすることによって、知識や技能の幅が広がる」とO取締役常務執行役員。自らも重機の運転免許を取り、作業路を作って山の木を伐採するなど、里山の整備に汗を流している。

 昔は木を伐採することで山が整備されていたが、炊事や風呂に木を使わなくなり、倒木が谷筋に集まって土石流が発生する自然災害が頻発している。シカやイノシシなどによる農作物への被害も深刻化している。「そうした社会課題を解決するとともに、現地で作業する中で生まれるアイデアや発想が製品の開発にも役立つのではないか」―。Oさんはいま、会長のその言葉をかみしめている。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー07 瓜田李下 コミュニケーションの難しさを克服~ 誤解されそうな行為はやめる ~

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。

 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と命名してます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
     https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》「成長型中小企業等研究開発支援事業」
 令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」は、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発及びその事業化に向けた取組を最大3年間支援する事業です。
 https://www.chusho.meti.go.jp/support/innovation/2025/250217kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ メンチカツはお好きですか? 307
 関東では「メンチカツ」と呼びますが、関西では「ミンチカツ」といいますね。
 明治時代に東京浅草の洋食店が「ミンスミートカツレツ」として販売されたのが起源だそうです。
 その後、東京で「メンチボール」という、今日でいうミートボールが出現しました。
 それにヒントを得た神戸の精肉店が、平たくし、「ミンチカツ」として販売したのが始まりだそうです。(味のちゅぬやサイトより)

 メンチカツは、冷凍食品として欠かせない商品の一つとなっています。
 カツサンドですと高級サンドイッチという感覚ですね。
 メンチカツを挟んだサンドイッチや食材パンは、庶民派の食べ物で、味音痴の私にはおいしく感じます。

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

 

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  


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■【きょうの人】 0308 ■ 俊じょう(月輪大師)忌 真言宗泉涌寺派の宗祖

2025-03-08 06:33:00 | 【話材】 きょうの人03月

 

  ■【きょうの人】 0308 ■ 俊じょう(月輪大師)忌 真言宗泉涌寺派の宗祖

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 俊じょう(月輪大師)忌 真言宗泉涌寺派の宗祖

 しゅんじょう/がちりんだいし
 仁安元年8月10日(1166年9月6日)- 嘉禄3年閏3月8日(1227年4月25日)

 字は「我禅」、号は「不可棄」、勅号は「大興正法国師」です。一般には、「月輪大師(がちりんだいし)」と呼ばれることが多いです。

 鎌倉時代前期の僧で、肥後国飽田郡の出身ということはわかっていますが、出自については不詳です。

 土御門帝正治元年、中国・宋で12年間修行をしました。そこでは、四分の律並に天台、密禅の諸宗を学びました。

 帰国後泉涌寺に入り、真言宗泉涌寺派の宗祖となりました。

 貴賤を問わず、民と接したことから、その得をしたい、帰依する人が多かったと言われています。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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■【今日は何の日】 3月8日 ■ エスカレーターの日 ■ 国際婦人デー  一年365日、毎日が何かの日

2025-03-08 00:03:00 | 【今日は何の日03月】

 

  【今日は何の日】 3月8日 ■ エスカレーターの日 ■ 国際婦人デー


 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 国際婦人デー

 3月8日は「国際婦人デー」です。1904年にニューヨークで参政権を要求した女性労働者の運動が契機で制定されました。日本では、1922年に女性の政治的、社会的、経済的自由を訴える演説会として、女性の権利の確立の方向に動き始めました。

 女性の権利と言うことでは、故市川房枝女史を抜きには考えられません。市川女史は、愛知県女子師範学校(現在の愛知教育大学の前身)の良妻賢母をめざす教育に反対して授業をボイコットしたことでも知られています。戦前、戦後の女性運動家としての芽生えがその頃からあったのでしょう。1953年(昭和28年)の参議院選挙で当選し、3期議員活動をしています。

 話は変わりますが、最近「女子会」など「女子」という言葉をしばしば耳にします。「女子」は、文字通りであれば「女の子」ですし、広辞苑の第一義では「おんなのこ。娘。」とあります。第二義的には「おんな。女性。婦人」という意味もありますが、一人前の女性という意味では、「女子」と呼ぶのには抵抗感を感じます。私だけなのでしょうか?

 国際婦人デーに関連しますが、1946年(昭和21年)の4月10日に、はじめて日本女性が参政権を獲得しました。それを記念して労働省(現在の厚生労働省)により1949年に「婦人の日」が定められました。

 1998年(平成10年)には、その名所が「女性の日」に改められ、この日から1週間を「女性週間」と呼びます。女性の社会的地位の向上と意識変革のための運動が開催されます。

 厚労省の「「少子化対策推進基本方針」に基づく平成14年度の施策の推進状況及び平成15年度において講じようとする施策」で次のような項目が論じられました。

1 固定的な性別役割分業や職場優先の企業風土の是正
2 仕事と子育ての両立のための雇用環境の整備
3 安心して子どもを産み、ゆとりをもって健やかに育てるための家庭や地域の環境づくり
4 利用者の多様な需要に対応した保育サービスの整備

 それにもかかわらず、多くの問題が解決できず、例えば待機児童問題など、女性が力を発揮しようとしても実現できないのが現状です。

■ エスカレーターの日

 1914(大正3)年に、東京・上野で開催されました大正博覧会の会場に、日本で最初のエスカレーターが設置され、この日に試験運転が開始されました。

 このエスカレーターは、第一会場と第二会場の間を、秒速1尺(約30センチ)で動き、「動く階段」と話題になりました。

 近年は、まっすぐなエスカレーターだけではなく、カーブをしたものもあり、機能性だけではなく、建築物の一部としたデザイン性も重要視されるようになりました。

 かつては、エスカレーターは、止まって乗るものでしたが、せわしない昨今では、歩いて利用する人が多くなりました。

 この習慣が、どこで始まったのか解りませんが、1970年半には、ロンドンで、この光景を目の当たりにしました。

 ロンドンでは、人は右側に立ちますが、東京では左側に立ちます。大阪は、ロンドンと同じように右側に立って乗りますね。

 京都は、観光客が多いせいか、左に立つ人が多いようですが、大阪の人は混乱するのではないでしょうか。

(ドアノブ)

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