経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー06 格物致知 原点に戻りコンセプトを明確に ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~

2025-02-01 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー06 格物致知    原点に戻りコンセプトを明確に ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~      


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第5章 表現上手で説得力を向上
 世の中には、作家でなくても美しい文章を書いて、読者を魅了できる人がいます。アナウンサーでなくても、話し上手な人もいます。プロのナレーターでありませんのに、聞いているだけでほれぼれするような声や話方の人もいます。パワーポイントを使って、難しいことをわかりやすく説明してくれる人もいます。
 「話し上手は、聞き上手」という言葉を良く聞きます。「一を聞いて十を知る」という理解力の高い人もたくさんいらっしゃいます。一方、相手の言うことを充分に理解できなかったり、誤解したり、時には曲解したりして人間関係をこじらせてしまう人もいます。
 情報提供側として、上手な文章を書いたり、話したり、パワーポイントなどの作図技術など表現力を豊にしたいと願う一方、それとは別の立場で聴取する側におかれたときに、傾聴力をフルに活用し、相手の言いたいことを正確に聞き取れることは、私たちの日常に不可欠です。コミュニケーション上達法を四字熟語から感じ取りましょう。
 5ー06 格物致知    原点に戻りコンセプトを明確に
      ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~

 中国古典の一つに「大学」があります。その中の有名な一文として、下記がしばしば例示されます。
少(わか)くして学べば
則(すなわ)ち壮(そう)にして為すことあり
壮にして学べば
則ち老いて衰えず
老にして学べば
則ち死して朽ちず
 若いうちに学んだことは、成長してからそれがいかされ、壮年になってから学ぶことは、それ以前に学んだことが活かされて、一人前の人物として認められるようになるということを言っています。年を重ねてから学ぶことは、それまでの経験が年輪として蓄積されていますので、死後もそれが残り、後進の育成に繋がるという教えです。
 この「大学」の中に「格物致知(かくぶつちち)」という四字熟語があります。「知を致すは、物に格(いた)る」と音読みします。「知」は「道理の源泉」を示しますので、「ものごとの道理を極めて、学問をなし、知識を習得することにより、大成する」ということです。このことから、道理を極めて知識豊かな人を指します。
 このことから、ものごとを思考しましたり、行動するときには、「原点に戻る」ということに繋がることをこのことから感じ取れたりします。何かを行おうとするときに、そのことはなぜ行わなければならないのか、そのことの背景には何があるのだろうか、等々を意識することにより、その本質から外れないPDCAが行われるべきです。換言しますと、コンセプトを明確にしますと、判断に迷ったり、困ったり、あるいは自分または一緒に仕事をしている人や部下の言動が間違えていないかどうかを判定したりする時に、「原点に戻る=コンセプトに照らし合わせる」という行動がとれるようになります。それにより判断するようになりますので、物事の途中で誤りに気づいて、失敗という結果に至ることが少なくなります。
 中国唐の時代の文学者・自然詩人としてまた政治家としても知られています柳宗元の著「陸文通先生墓表」に「汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)」とい四字熟語があります。「汗牛」とは、車に蔵書を積んで、牛に引かせますと、あまりにも重くて牛が汗をかくほどであるという状況です。「充棟」というのは、家の中で蔵書を積み上げますと、棟にまで届くほどであるということで、前後で同じことを別な表現を使って強調し、書物がたくさんあるということを表現しています。このことから「蔵書が多い、読書家」という意味でつかわれます。本だけ多くても「つんどく」では、知識として血となり肉となりはしませんが、私を含め、そのような人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
 道理を究めるには、「眼光紙背(がんこうしはい)」という四字熟語の含蓄を味わうことも必要です。この四字熟語は、「鋭い目の光が紙の裏まで貫く」ということで、しばしば「眼光紙背に徹す」という形で用いられます。「読解力が鋭いこと」の例えで、「行間を読む」などという言葉にも通じます。「熟読玩味(じゅくどくがんみ)」も同じような意味で、書かれている文章や言葉、字句の奥に潜んでいる深い意味まで読み取ることができることにより、道理を知ることに繋がります。あるいは、他者の言いたいことを正しく理解することができるようになります。
「韋編三絶(いへんさんぜつ)」という四字熟語があります。「韋編」は、中国の古書のひとつで、「三絶」は、書籍の綴りが何度も切れるという意味です。孔子が「易経」を綴じている紐が何度も切れてしまうほど、繰り返し読んだという史記に記述されています故事から来ています。このことから、先人の教えを理解するためには、何度も繰り返し書物を読み、行間を理解できるように、熱心に学ぶという意味で用いられます。
「意味深長(いみしんちょう)」という四字熟語は、表面上の意味だけではなく、深い身が含まれているという意味で、やはり行間を読む大切さを説いています。もともとは詩文などで、内容が深く趣があったり、含蓄が豊かであったりするという処から来ています。
 自分の言葉を相手に正しく受け止めていただくために「月下推敲(げっかすいこう)」という言葉を思い出すようにしています。もともとは「詩を作るときに、字句を工夫し、表現を練り上げる」という意味です。「門を押す(推す)」「月の光の下で思案する」という意味です。自分自身が用いる文章や言葉を、それがもともと持つ意味から考えて、用いるようにします。
 例えば「きく」という言葉も、「どこからともなくきこえてくる」というときには「聞く」、「耳を傾けて相手の言うことをきく」というときには「聴く」という字を充てるようにしています。また、誰かにものを尋ねると言うときには「訊く」という字を充てます。
 近年、プロと言われる人が、ホンモノのプロでないことが多々あります。そのような状況に遭遇したときに「眼高手低(がんこうしゅてい)」という四字熟語を想定して下さい。これは、文章や絵画など、真贋力はあるのですが、一方で、それを他の人に伝える表現力が伴っていないという時に用いられます。このことから、「理想は高いが、実行が伴わない」、すなわち、口だけは達者ですが、自分のことはそっちのけで、人の批判をするだけな人のことをさします。
 史記の中には「曲学阿世(きょくがくあせい)」という四字熟語があり、真理を曲げて世の人に迎合して、人気を得ようとすることやそのようなことをする人を指します。「曲学」は真理を自分の都合の良いように曲げた学問であり、「阿」は「おもねる」という意味です。
 また「狂言綺語(きょうげんきご)」という類似四字熟語があり、「きょうげんきぎょ」とも読みます。道理に合わない言葉や、うわべだけを飾った言葉という意味から、転じて、小説や戯曲などのことを揶揄的に指すこともあります。
 例えば営業管理職が、営業パーソンの報告を狂言綺語として、作文を読まされることが時々あります。それを見抜く眼光紙背に徹する力が管理職には不可欠です。部下の報告を聞いて、何もコメントをしませんでしたり、適切なアドバイスができなかったりでは、管理職として失格です。自分の経験に格物致知で得た道理に基づいてリーダーシップを発揮しなければなりません。その時に、コンセプトを意識すると管理職として、適切な指示や命令、アドバイスができます。
 管理職は、経験的に部下の報告から「何かおかしい」と感ずることがあると思います。その時に「何か」が何を表しているのか、その正体がわからないことがあるでしょう。その時には、私の体験では「この業務の原点・コンセプトは何だったか?」と考えることを習慣にしますと、何らかのヒントが浮かび上がってくるように思えます。問題の核心が何か、企業として、組織としての価値基準をどうとらえれば問題がつかみやすくなるか、それらを前提にしながら本質を追求して行きますと良いようです。
 では、コンセプトはどの様に構築したら良いのでしょうか?
「コンセプト」とは、ものごとの背景にある情報をもとに、論理的に事象の構造を整理し、構造の再組立をしてから、思考を展開しますと、創造的で、新規性ある考え方として「コンセプト」を作り上げることができます。
 ビジネスの世界では、例えば差異化(差別化)戦略を立案したり、企業文化を見直し、変革する時に目標や基本方針などを中長期的に立案したりする時に、コンセプトが重要になります。自社独自のコアコンピタンス(核となるビジネス)が明確になってきたりします。そこには他社と同じような、物まねでは自社らしさが失われ、生き残りは愚か、勝ち残りも困難となります。
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月31日 ◇「コンビニで掃除ロボット導入 ◇あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-04 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する

2025-02-01 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月31日 ◇「コンビニで掃除ロボット導入 ◇あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-04 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月31日

 タニタが、ビジネスパーソンはどのようにランチをとっているかを調査しました。
 最も多かったのは「手づくり弁当を持参」で、47.2%でした。男性(34.0%)女性(60.4%)と女性は6割に登るそうです。
 2位「コンビニ・スーパーで購入」(39.1%)、3位「外食」(23.4%)、4位「社員食堂」(13.4%)でした。
 物価上昇のおり、ランチ代が気になるのでしょう。1回にかける金額は、平均603円、 2018年には490円と、上昇率は1.23倍になります。
 意外と社食利用者が少ないのはなぜなのでしょうか?

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 4 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する

 経営コンサルタントへの依頼主が、自分の会社のどこに問題があるのか、問題点がわからないこともあります。
 問題はわかっていながら、どう対処したらよいのか困っていることもあります。
 それどころか、問題も、その解決策もわかっていながら経営コンサルタントに依頼してくることもあります。解決策を実行する人材が社内にいないということがその理由です。そのような時には、本来は現場がなすべき実務といっても過言ではないような部分まで、経営コンサルタントが実際にやってくれることもあります。
 例えば、月次決算データを毎月詳細に分析し、それをグラフに整理して経営者が意思決定しやすいように資料を作成するという業務までしてくれる先生もいます。
 これは、税理士がパソコンのソフトウェアで自動的に財務分析をする内容とは異なり、具体的な戦術面までのアドバイスが含まれています。大企業であれば経営企画室などが担当して行うような作業です。
 社員研修なども、実務的な面での経営コンサルタントによる支援業務の良い例といえます。社員の能力を向上させたくても、それをどのように進めていったらよいのかということになりますと、大企業でも最適な講師がいないこともあります。
 経営コンサルタントとは、良い感度のアンテナを持って、社内の現況調査・分析を通して問題を発見したり、その原因を追及し、その問題の解決策を企画し、どのように進めていったらよいのかを勧告したりします。
 提案内容を依頼主に理解してもらい、それを実施させ、効果を上げてもらわなければなりません。
 しかも、それだけで終わってはなりません。経営コンサルタントがいなくても業績がのびていける企業体質を持てませんと、いつまで経っても経営コンサルタントから独り立ちできない経営コンサルタント依存症にかかった企業のままでいることになってしまい、それでは経営コンサルタントが支援した意味がないのです。
 経営コンサルタントから学ぶだけではなく、経営コンサルタントのような外部のプロが行っていることをまねながら心と体で習得して行き、それをまた別な局面で活かすようにします。
 経営コンサルタントの仕事は、「経営コンサルタント不要な企業づくり」であり、経営コンサルタントとはそれを企業に実現してもらうことに協力する知的専門家といえます。
 

 

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日のおすすめ】

 ■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A

 「資格を取ってから、コンサルタントとして独立起業しよう」というのが「フツーの人」

 「コンサルタントとして実践をしながら資格を取ろう」と実践する人が、「コンサルタントとして成功する人」

 でも、安易に、コンサルタントとして独立起業をしないことが肝要と考えます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》IT導入補助金の不正受給等に関する調査
 IT導入補助金事業における多数の不正受給事案が明らかになっています。
 補助金事務局では、不正受給等に関する調査を実施しています。
 不正行為が判明した場合、交付決定取消、補助金の返還請求、IT導入支援事業者登録取消等の措置が行われます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/gijut/2025/250117it.html

   出典:e-中小企業庁ネットマガジン


 不正はやるべきではないですね。

 ビジネスには「信頼」が不可欠です。
 コンプライアンス意識を持つように、一人一人が意識してほしいです。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ コンビニで掃除ロボット導入

 日本の人手不足は、各処で見られ、経済成長の懸念材料のひとつです。

 2024年1月に、某コンビニが全自動の掃除ロボットを店舗に導入すると発表しました。

 それにより従業員の毎日の清掃時間を約1時間削減することができるといいます。

 ファミリーレストランでは、お客様の席にロボットが温かい食べ物を運んでくれていますが、コンビニの対応は、むしろ遅いくらいです。

 コンビニだけではなく、オフィスや工場なども今後は導入していくでしょう。

 掃除だけではなく、さらに付加価値をつけたロボットが次々と出てくるような気がします。

 中堅・中小企業にも新たなチャンスが見つかるかもしれませんね。

■ 「愛夫の日」というのはないのでしょうか? 0131

 1月31日は「愛妻家の日」です。
 アメリカでは、一日一回以上「I love you.」と言わないと離婚原因として認められるということを聞いたことがあります。
 一方で、日本では如何でしょうか?
 最近の若いカップルでも、毎日という人は少ないのではないでしょうか。
 われわれの年代になると、「言ったこともない」という夫婦も多いでしょう。

 拈華微笑 以心伝心

 言わなくてもわかっているはずだ、という思いが強いので、言わないのでしょう。
 昨今では、言葉にしないと気持ちは相手に伝わらないと言われています。
 夫婦でも、言葉にすべきなのでしょうね。
 何か、気恥ずかしい思いがしますが、4月1日に思いきって言ってみようと思います。

 ところで、「愛夫の日」というのは、ないのでしょうか。
「愛妻家の日」の制定に則りますと「1月2日」にすべきですね。
 なぜかわからない人は、「愛妻家の日」のブログをご覧下さい。

  拈華微笑
  http://www.glomaconj.com/joho/keieijoho.htm#04
  ブログ
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4fd24f5b11a512c957c91a25aace8a75

 

【つぶやき】

 世の中には、ご夫婦仲良しの家庭もあれば、DVなどでひどい家庭もある昨今です。
 私は、感謝の気持ちがあれば、夫婦はそれなりにうまく行くのではないかと思います。
 相手のしていることを評価し、ときには感謝の言葉を発することも必要ではないでしょうか。
 かくいう、私は、頭では、その様に考えているのですが、実際に実現できているかというと自信はありません。
 しかし、金婚式も迎えられるほどの長きにわたって夫婦で来られたことは、ある程度、お互いを理解できているからではないかと思います。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧になれます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

 

  

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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◆【季節 一口情報】 2月 如月 その名前の由来は?

2025-02-01 07:03:00 | 【話材】 季節

【季節 一口情報】 2月 如月 その名前の由来は?

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

  2 月

   ■ 2月 如月(きさらぎ) 

 2月という寒い時期で、この頃には着物を重ね著することから「衣更着(きさらぎ)」「着更着(きさらぎ)」とする説が有力です。さらには陽気の良い季節になることから「気更着(きさらぎ)」、暖かくなり、草木が芽を吹き出す(張り出す)月ということで「草木張月(くさきはりづき)」という節もあります。  旧暦の2月といいますと啓蟄や立春を迎えるわけで、虫や草木も機構に誘われて元気になってきます。このことから「生更着」という説を私は指示したいです。

 ■ 英名の由来 

 2月は英語で「February」ですが、これはローマ神話に出てきます月の神である「フェブルウス (Februus)」 をまつり、ローマ王が戦死者を弔う「慰霊祭フェブルアーリア (Februalia) 」というお祭りが起源と言われています。 (【Wikipedia】を参照して作成)   

 ■ 2月の異名 【Wikipedia】 

いんしゅん(殷春)、うめみづき(梅見月)、きさらぎ(如月・衣更月)、けんうづき(建卯月)、ちゅうしゅん(仲春)、なかのはる(仲の春・中の春)、はつはなつき(初花月)、ゆききえつき(雪消月)、ゆきげしづき(雪消月)、れいげつ(麗月・令月)、をぐさおひつき(小草生月) ■ 2月の季語 【Wikipedia】 立春、寒明、初春、早春、春浅し、睦月、旧正月、二月礼者、ニの替、絵踏、初午、針供養、奈良の山焼、 雪解、雪しろ、雪崩、残雪、雪間、凍解、氷解、薄氷、沍返る(いてかえる)、冴返る、春寒、余寒、 春の風邪、春時雨、猫の恋、白魚、公魚(わかさぎ)、鰔(さより)、野焼く、焼野、山焼く、末黒の芒(すすき) 麦踏、木の実植う、猫柳、片栗の花、雛菊、春菊、菠薐草(ほうれんそう)、蕗の薹(ふきのとう)、水菜、 海苔、獺の祭、鳴雪忌(2月20日、内藤鳴雪翁の忌日)、梅、梅見、盆梅、紅梅、黄梅、鶯(うぐいす)、下萌、いぬふぐり、菜種御供、磯竈、若布(わかめ)、バレンタイン、義仲忌、実朝忌、比良八講

◆【季節 一口情報】バックナンバー ←クリック

【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
markback.gifsince 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
 
    ↓ ↓  クリック
   https://www.jmca.or.jp/ 
     日本経営士協会s

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■【きょうの人】 0201  ■真雅 清和天皇の誕生以来の護持僧 ■良忍 融通念仏宗の開祖 歴史に学ぶ

2025-02-01 06:33:00 | 【話材】 きょうの人02月

  【きょうの人】 0201  ■真雅 清和天皇の誕生以来の護持僧 ■良忍 融通念仏宗の開祖 歴史に学ぶ

 

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

■ 良忍 融通念仏宗の開祖

 りょうにん
 延久5年1月1日(1073年2月10日)? - 天承2年2月1日(1132年2月19日))

 平安時代後期の天台宗の僧で、融通念仏宗の開祖。聖応大師(1773年、安永2年)。「良仁」とも書き、房号は光静房または光乗房。尾張国知多郡の領主の秦道武(はた の みちたけ)の子。

 12歳で比叡山に登り、天台・眞言・華厳を学びました。東塔常行三昧堂の堂僧となり、雑役をつとめながら、良賀に師事、不断念仏を修めました。

 22歳から23歳のころ京都大原に隠棲して念仏三昧の一方で、来迎院・浄蓮華院を創建しました。寂光院も良忍による創建説があります。

 分裂していた天台声明の統一をはかり、大原声明を完成させました。

 1117年(永久5年)阿弥陀仏の示現を受け、「一人の念仏が万人の念仏に通じる」という自他の念仏が相即融合しあうという立場から「融通念仏」を創始しました。

 その後、融通念仏の総本山大念仏寺の前身である修楽寺を創建しました。


 
■ 真雅 清和天皇の誕生以来の護持僧

 しんが
 延暦20年(801年) - 元慶3年1月3日(879年2月1日)
  貞観寺僧正・法光大師

  平安時代前期の真言宗の僧。父は佐伯田公。空海の族弟。讃岐国多度郡屏風浦の出身。

  清和天皇の誕生以来の護持僧で、帰向を受け、法印大和尚、また東寺法務是にとなりました。藤原良房とともに、清和天皇の御願寺である山城貞観寺の開基でもあります。

 空海の十大弟子の一人でもあります。

 山城貞観寺で、元慶3年1月3日に79歳でなくなりました。


 弘法大師空海の弟であっても、修行を重ね、十大弟子の一人にまで達しました。

 実るほどに頭を垂れる稲穂かな

 人の上に立つほど、腰を低くすることにより、一層、自分の存在感が増すという、私の祖母の教えでもあります。
 

 

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 


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■【今日は何の日】 2月1日 ニオイの日 一夜正月

2025-02-01 00:03:00 | 【今日は何の日02月】

  【今日は何の日】 2月1日 ニオイの日 一夜正月

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 一夜正月

 「一夜正月」という言葉をご存知の人も多いと思います。2月1日を二度目の元日にみたてて、厄年を早く送ってしまおうという風習です。厄年と言うことを信じていない人でも、自分がその年になると気になるものです。そこで一夜正月のような風習が生まれてきたのでしょう。

 因みに、男性の厄年は、数えで15歳、42歳、60歳ですし、女性は19歳と33歳です。気になる人は神社でお祓いを受けるとよいでしょう。逆に今年は厄年なので何事にも慎重に行こうという前向きな人もいらっしゃるでしょう。

 私のようにのんきな人間は、「病は気から」などと楽観的に見て、「前厄」とか「後厄」などと言われても気にしないでいました。母が健在なのですが、きちんと厄払いを私のためにしてくれていたのですね。お陰さまで、その三年間を無事に過ごすことができ、今日に至っています。親というのは、いくつになっても親なのですね。

 

■ ニオイの日

 「に(2)お(o)い(1)」の語呂合せから、2月01日は「ニオイの日」の日です。

 P&Gの「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000(平成12)年に制定しました。

 臭いというのは、気にする人は、ちょっとした異臭でも厭がります。加齢臭という言葉がありますが、当然私も加齢臭が騒がれる年代にとっくに入っています。

 加齢臭の元は、発刊によることが多いようです。歳を取ると汗をかかなくなると言われますが、局部的に汗を各部分があり、それが加齢臭に繋がるようです。

 私は、パソコンに向かって仕事をすることが多いので、おしりの周りに汗をかくことが多く、入浴時には丁寧に洗うようにしています。

 他界した母は、若い頃臭いを気にする人でした。隔世遺伝なのか、娘が敏感な臭覚と味覚を持っていて、パリに本部のある国際ソムリエ協会の登録ソムリエの資格を持っています

 ワインと料理、チーズなどには、結構煩いことを言われます。ただし、私はそれほどではありません。

 しかし、言葉は気になります。綺麗な花を見て「良い臭い」という表現は好きではありません。「臭い」という言葉は「悪臭」などという表現にも繋がり、私の語感としては「良い香り」と言いたいところです。


■ その他


◇ テレビ放送記念日  
◇ 生活習慣病予防週間(~7日)  
◇ 春の植木市(~3/10)  
◇ 福井・永平寺涅槃会摂心(~7日)  
◇ 行基菩薩忌

(ドアノブ)

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】 

 ◇ 心 de 経営

 ◇ 経営マガジン 

 ◇ 経営コンサルタントの独り言

 ◇ 経営四字熟語

 ◇ 経営コンサルタントの使い方                 

 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ

 ◇ 経営トップ十五訓

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾

 ◇ ニュース・時代の読み方

 ◇ 時代の読み方・総集編

 ◇ 経営コンサルタントの本棚

 ◇ 写真・旅行・趣味

 ◇ お節介焼き情報

 ◇ 知り得情報

 ◇ 健康・環境

 ◇ カシャリ!一人旅

 


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