goo blog サービス終了のお知らせ 

コンサルタントバンク コンサルタント(プロ・挑戦者)+ 士業の異業種交流会

コンサルタントバンクは、コンサルタントや士業の先生方の異業種交流会で、無料で登録できる組織です。関連情報をお届けします。

■【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】6-08 冠履倒易 立場逆転はいつ起こるか解らない ~ 立場や価値が逆転する

2025-04-12 12:05:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

  ■【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】6-08 冠履倒易    立場逆転はいつ起こるか解らない ~ 立場や価値が逆転する    


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第6章 仕事上手になる法
 論理思考で現状分析をキチンとし、方向性を明確にしてからPDCAサイクルを回し始めても、実際に行動に移したときに旨くいかないことがあります。やりたいという気持ちはあっても、いざ行動に移そうとしたときに、動けないこともあります。
相手の人を説得したり、納得させたりしても、必ずしも相手は期待通りに動いてくれないことがあります。日常生活においてだけではなく、経営者・管理職にとっては、社員や部下が動いてくれないというのは深刻な問題です。
 人の価値観というのは、多様性に富んでいます。論理思考で相手を説得したからといって、相手は納得したわけではありません。一つの価値観だけでは、相手は納得してくれません。人は、理屈だけで動いているわけでもなく、感情もあります。
 うまくいかない原因として、やろうとしていることにコツやカンというものがあったり、それを行うための技術が必要であったりして、その習得ができていないことでうまく行かないことがあります。コツの飲み込み方が上手な人もいれば、そうでない人もいます。
 このような時に、役立つ四字熟語がありますので、ご紹介します。ここでは、四字熟語の中から、相手を理解し、一方、相手にその気になってもらうには、どうしたらよいのか、心に訴えるヒントを感じ取っていただきたいです。

■6-08 冠履倒易    立場逆転はいつ起こるか解らない
    ~ 立場や価値が逆転する ~


 日本型企業の特徴として「終身雇用(しゅうしんこよう)」という形がありました。「就職ではなく就社」というのが常識で、「転職するのはガマンがたりない」とか「転職で履歴書を汚すな」などということが言われて来ました。近年、労働力の流動化現象が一般的にありますと、むしろ転職して一歩上のポストに就く「キャリアアップ」という思想が一般的になってきました。
 このような時代になりますと、しばしば遭遇するのが後漢書に出てきます「冠履倒易(かんりとうえき)」です。「冠」は文字通り冠のことで、「履」は、音読みで靴などを「はく」という意味です。「倒」は「倒れる」という意味から、ここでは「逆さまになる」という意味で用いられています。「易」は、「入れ替わる」という意味ですので、「冠履倒易」というのは、頭にかぶるべき冠を足に着け、足に履くべき靴を頭にかぶって、逆さまに入れ替わることを指します。
 このことから「人の地位や立場の上下が入れ替わる」、また転じて、「物事の価値が上下逆さまで秩序が乱れる」ことを指します。「冠履転倒(かんりてんとう)」「主客転倒(しゅかくてんとう)」とも表現され、またニュアンスは異なりますが、関連する言葉に「本末転倒(ほんまつてんとう)」があります。前項いずれも「転」は「顛」と書くこともあります。
 若い人が、自分より年齢の上に立って、人を雇ったり、使ったりする光景は、珍しくなくなりました。上に立つ若い人は、冠履倒易を気にせず、自分が人を使う身ですので、上司として振る舞いますが、使われる年齢の上の人の心境は必ずしも穏やかではありません。それを意識せず、上から目線でばかりに見たり、言ったりしていては、本当の意味での信頼関係は築けないでしょう。
 そればかりではなく「因果応報(いんがおうほう)」という言葉もあります。上から目線でのみ相手を見ていますと、「江戸の仇を長崎で討つ」とう言葉がありますように、何処でしっぺ返しを受けるか解りません。
「因」は「因縁」とうことから「原因」という意味です。「果」は「果報」、訓読みしますと「報いを果たす」となり、原因によって生じた結果や報いがあることです。このことから「良いことをすれば良い報いがあり、悪いことをすれば悪い報いがある(新明解四字熟語辞典)」ということになります。もともとは仏教用語で「過去における善悪の業(ごう)に応じて現在における幸不幸の果報を生じ、現在の業に応じて未来の果報を生ずること(広辞苑第六版)」で前世の行いに応じて、因果があるという意味になります。
 行為の善悪に応じて、その報いがあるというのがもとの意味ですが、昨今では悪いニュアンスで、「悪行を行いますと、その罰を受ける」という意味で用いられることが多いようです。類義語として「悪因悪果(あくいんあっか)」「善因善果(ぜんいんぜんか)」という表現があります。「悪因悪果」は悪業には、必ず悪い報いがあるということで、「善因善果」は、よい行いをしていれば、いずれよいことが起こるという意味になります。
 話を「冠履倒易」に戻したいと思います。自分より、若い上司に仕えるときの心得も見て行きましょう。まず、重要なことは、自分自身を納得させることです。知識としては、「若いとはいえ、上司は上司である」ということは当然持っています。「組織で動く」ということを自分自身が心から、それが正しいことであると信ずることです。これを実践することは容易ではないですが、現実を直視していくうちに自然と受け入れられるようになると信ずることです。
 例え若いとは言え上司ですので、相手の顔を立てて、力を「お借りする」という気持ちを忘れず、自分の言葉遣いから配慮してゆきましょう。話を切り出すときに「お願いしたいことがあるのですが」というように始めます。当然、若い上司は、自分の気持ちをくすぐられます。こちらは、それにより「相手は上司」ということを自分自身に意識付けさせることになります。
「実は、先方が値引き攻勢を緩めてくれませんので、部長にマークアップ率をご検討頂き、できれば一緒に先方を訪問してくださいませんでしょうか」という質問をする形で投げかます。勘の良い上司であれば、「自分が同行するから、値引きも自分の権限でしてやれる」ということで、自分の株が上がると計算するかもしれません。
 当然のことながら、「部長がそうしてくだされば助かりますし、私も自信を持って折衝に当たることができます。お忙しいにもか変わりませず、お時間を取ってくださりありがとうございました」感謝の気持ちを伝えれば、上司だけではなく、自分も気持ちよく仕事に戻れるでしょう。「お客様を大切にする」ということを第一義として考えていれば、相手が年下の人間であれ、誰であれ、頭を下げることはできるはずです。
 上司を上手に使って、自分の成果を上げることは、「組織で動く」ということの大きなメリットのひとつではないでしょうか。逆に、自分が管理職の立場で、部下に接するときにも、相手の人間性を軽視してはならないと思います。あまり感心することではないですが、いつ「冠履倒易」という事態が自分の身に降りかかるか解りませんので、管理職だからと言ってふんぞり返っていないで、平素から言動に注意することも必要でしょう。
 部下を叱るときにも、感情的になって、怒鳴りつけますと、決して良い結果は生まれません。部下を叱るときには、場所選びも大切です。しかし、信頼している部下を心から育成していこうと思ったら、腹の底から怒ることが大切です。こちらの気持ちが相手に正しく伝わるでしょう。
 部下の管理や育成という観点では、「一張一弛(いっちょういっし)」という見方も重要です。中国の礼記に周の文応の逸話が掲載されています。弓を張ったり、緩めたりするように、人民に対しても緩急をもって接する政治を行ったとあります。すなわち、ケースバイケースで、あるときには締め、あるときには緩める、すなわち厳格にしたり、寛大に接したりすることを言っています。
 *
 *
■ おすすめブログ  コンサルタント・士業に特化したブログ
© copyrighit  N. Imai  All rights reserved
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月11日 ◇ザイアンス効果 ◇元気な会社 コロナ禍の「女性不況」に負けない起業を応援 ◇過去の「あたり前」は、自社の歴史の足跡である

2025-04-12 08:21:00 | 【話材】老いぼれコンサルタントのひとり言

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月11日 ◇ザイアンス効果 ◇元気な会社 コロナ禍の「女性不況」に負けない起業を応援 ◇過去の「あたり前」は、自社の歴史の足跡である 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

4月11日

 多くの人が集まる場所での受動喫煙対策を強化する法律として「改正健康増進法」があります。しかし、2023年12月時点で、禁煙をしている飲食店は全国で約6割にとどまっているそうです。
 例外規定が多いざる法だからです。
 かつて、クライアントさんから飲食を誘われても、私は断ることが多かったです。連れて行ってくださる多くのお店には、タバコの臭いが充満しているからです。そのために、まとまるはずの契約も多く逃してきたと思います。
 ざる法は、法律はあっても名目的に過ぎず、法律がないのと同じことです。政治家は自分達の都合だけで法律を作る姿勢を改めて欲しいですね。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれた企業は、東京にあるため訪問してインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 コロナ禍の「女性不況」に負けない起業を応援 2914-4411

 JR立川駅北口に近い複合施設GS(東京都立川市)に、あるとき、期間限定のポップアップストアがお目見えした。起業予定、あるいは起業間もない女性8人が衣類やアクセサリー、菓子など各自が手掛ける商品を実店舗でテスト販売したのだ。複合施設の敷地がかつては立川飛行場だったことから、出店スペースの「TAKEOFF-SITE」には飛行機が展示されており、出店者が今後、上昇気流に乗って大空に飛び立ってほしいとの思いも込められていた。

 そのうちのひとり、都内在住のMさんは、男性・女性を問わないジェンダーレスのリメイク衣料品やエコバッグなどを販売した。モデルの仕事も行っているMさんは、サイクルの短い女性用の服について廃棄される量が多いことに問題意識を抱き、男性でも着られる服にリメイクすることに取り組んだ。すでにオンラインで販売を始めていたが、ポップアップストアに出店してみると、40~50代の人が商品に関心を示すことがわかった。Mさんは「ジェンダーレスのファッションは主に若い世代に興味を持たれると思っていたので少し意外だった」と、初の実店舗販売の感触について語った。

 このポップアップストアは、東京都中小企業振興公社が運営する「TOKYO創業ステーションTAMA」が行ったものだ。「TOKYO創業ステーションTAMA」は、多摩地域の創業支援拠点として2020年7月にオープン。これまで、多数の利用者に対して創業支援を行っている。利用者の内訳をみると男女比はほぼ半々だというが、東京・丸の内にある「TOKYO創業ステーション」では男性の割合が多いことなどを考慮すると、女性の利用が目立つ格好だ。実際、ポップアップストアの出店者は全員女性。


 女性の起業は、「女性不況」と呼ばれる昨今のコロナ禍で活発になっているという。緊急事態宣言や行動制限などにより経済が低迷するなか、女性の割合が多い非正規雇用の労働者が解雇・契約解除されるケースが目立った。苦境に立たされた女性たちがスキルを活かすなどして起業するケースが増えているというのだ。「TOKYO創業ステーションTAMA」では、もちろん男女で支援に差を設けてはいないが、「女性不況」に負けずに起業を目指す女性を意識した支援にも心掛けていく考えだ。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 ◆【きょうのおすすめ】 『あたりまえ経営のすすめシリーズ』 ”あたり前”なんてあたりまえだろう! これって正しい見方?

 「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営のことです。

 「あたり前」は、企業によって異なるのです。

 ひとつの「あたり前」ができるようになったら、つぎの「あたり前」を作ります。

 これが、「企業の成長」です。

 過去の「あたり前」は、自社の歴史の足跡なのです

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲《公募》ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(19次締切)について、令和7年4月25日(金)締切で、公募が開始されています。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250217kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ コミュニケーションは密なほどよい ザイアンス効果

 心理学の世界に「ザイオンス(ザイアンス)効果」という現象があります。

 同じ人やモノに接する回数が増えれば増えるほど、その人やモノに対して好印象を持つようになる心理現象のことです。

 つまり、同じ人と1時間話すのであれば、1回で1時間話すよりも、10分ずつ6回会話したほうが親しくなるということです。

 メールを複数回交わすことで、この現象を活かすのです。

 でも、物事には限度というものがありますので、現実を見て、「ほどほどに」ということも思いだしてください。


【Wikipedia】
 単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下*であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc (1968) にまとめ、知られるようになった。
 ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則、ザイアンス効果などとも呼ばれる。対人関係については熟知性の原則と呼ばれる。

【 注 】 閾下 いきか]

 刺激の強さが小さくて知覚されない状態

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする