大仏開眼千二百年を記念してつくられた
毘盧遮那佛・写真集の撮影を担当された
佐保山堯海さんを調べると
佐保山堯海(さほやま*ぎょうかい/1907-1990)さんは
第209代東大寺管長を務めた僧侶であると共に、
昭和28年(1953)に「丹平写真倶楽部(たんぺい)」の仲間と
シュピーゲル写真家協会を立ち上げた創立会員(8名)の
一人。とあります
シュピーゲル写真家協会の創立会員に
棚橋紫水、木村勝正、和田生光、岩宮武二、
堀内初太郎らの名前が見えます
毘盧遮那佛・写真集の奥付(おくづけ)を
見ると印刷者・佐藤辰三(さとう・たつぞう)
印刷所・株式会社 便利堂とあります
戦後、法隆寺金堂壁画を一流画家を動員して
模写中に不審火によって炎上、壁画は
焼失してしまいました
しかし、戦前、佐藤辰三、便利堂によつて
原寸大で金堂壁画は撮影されていました。
私は学生時代、京都YMCA
写真クラブに所属していました
主宰は浜岡昇(はまおかのぼる)さんで
講師に佐藤辰三さんがおられました
佐藤辰三さんから色々お話を伺いました
先日、京都を歩いていると
京都YMCAは
京都市中京区
三条柳馬場角(やなぎのばんばかど)に
あるようでした