週明けに出走馬をザッと見た時に感じた通り難解。
いや毎年か。
先週の天皇賞春のような競馬も素晴らしいが、
こういうレースの予想は本当に楽しい。
馬場が速い年には、スピードの絶対値が違う馬が
台頭することが目立つこのレース。
ただ今年は少し様相が異なり、展開が例年並みに速くなるのか
全く分からない。
どう転がってもハイペースになるとは考え難いだけに、
瞬発力は例年以上に問われるだろう。
そんな中で注目したのは皐月賞のペース。
今年の皐月賞は馬場、コース高低差などを考慮すると、
今回出走して来た3頭の中で一番後方に位置した
アウトライアーズでさえ、35秒前後で通過したと解釈している。
個人的に中堅騎手で最も信頼していない騎手だけに、
必要以上に位置を下げないことを願うばかり。
ロゴタイプの安田記念でのラップをイメージしてくれるのが理想だ。
血統的に馬自体も決して東京が得意とは見れないが、
新潟やこの東京でまずまずの上がり経験があることはプラス材料だろう。
プラチナヴォイスは突っ込みどころが多過ぎるが、体調に問題なく
4角5番手以内なら勝ち負けしても驚かない。
折り合いという点では、ルメール以上に巧みな騎手は見たことがない。
そんな意味ではモンドキャンノは相性抜群で、あとはどこまで時計を詰められるか。
意外とこの馬は今日の馬場何かより、重い芝の方が得意そうなこれまでだが。
この5年の3着以内に必要な絶対値の観点で見れば、アエロリットだけは
唯一クリアしている。問題はこの枠からどう乗れるかだろう。
◎ アウトライアーズ
○ プラチナヴォイス
▲ モンドキャンノ
△ アエロリット
無理矢理でも振り回したかったが、小物感を出してしまった予想。
タイムトリップ、ディバインコード、ガンサリュートみたいな馬が
突っ込んできて言葉を失うのが恒例なレースだが果たして。