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【競馬予想】 天皇賞春 各馬考察Ⅰ

2015年05月02日 11時42分52秒 | Weblog

いよいよ明日は天皇賞春。
人気にも表れている通り、とても面白いレースになるのかもしれない。

先日も触れたが上手く能力を引き出せるようならば、10頭ほどに勝てる
チャンスがあっていいのではないだろうか。
特に横山Jと北村Jに注ぐ視線は個人的に熱い。
例え惨敗しようが有力馬による強気な騎乗をG1で見てみたい。
5年に一度でもいいから、そんな舞台が京都3200Mなら幸せだ。

今年の天皇賞春はハイレベルの決着になると思っている。

当日までに少し評価は変わるかもしれないが、現状各馬に
対する評価を人気順で記しておきたい。

 

【キズナ】

この馬の評価を難解にさせているのは、重馬場での戦績が多いのと、
何より昨年同レースでの故障の疑いが大きいことだ。
数字上で判断出来ることは少なく、映像上ではレースレベルが上がると
ラスト1ハロンが重く見えることだろうか。
お世辞にもスタミナ豊富ではないので、どんな展開でもラスト3ハロンに
勝負をかけた方が良いのだろう。
京都の長距離は大抵下りで緩み息が入り団子となる。
だから時にマイラーでも来るのはこれが理由だ。
下りで実質13秒近いラップになるのが、この馬の生命線ではないだろうか。
天皇賞春は決して差せない条件ではなく、後続に位置する馬の殆どは
他距離と違い既にバテて上がって行けないため数字は悪くなる。


【ゴールドシップ】

馬券者は今後G1で横山Jを買う時はこれまで以上に覚悟が必要だろう。
彼は恐らく人気馬で惨敗しようが、もうへっちゃらだ。
今回はスタートを上手く切って、前にプレッシャーを与えて行き、
坂の上りから先頭に並んで下りも緩めない策があるのかもしれない。
スタミナ豊富、地力型はこれで後ろを封じるのが本来の姿だ。
ゴールドシップが京都を走らない理由を紐解くと単に高速だからではない。
展開が緩み実質2400Mのレースなっていたり、下りで必要以上に
ラップが緩むことが凡走の原因だ。
だから展開に関してはある程度他力本願になってしまう部分があるが、
今回はスタートさえ切れれば大きな仕掛けをする気がしてならない。
この馬としては、年々瞬発力が備わっており、上手いレース運びが
出来れば4角頭で十分勝ち負けだろう。
何より迷った挙句、出走を決めたからには何かあるはずである。


【アドマイヤデウス】

この馬と性質やローテが酷似しているのはトウショウナイトではないだろうか。
彼は本番も2回惜しかったが、アドマイヤゼウスは彼よりは数値も少し高く騎手も良い。
だから、距離延長は決してプラスではないだろうが、ここでは実質1番人気の判断が妥当だろう。
「スローペースなので下げました」発言には当時度肝を抜かれたが、天皇賞春ポジションに
居ることが多いのはこの鞍上。外から一気のシーンもありそうだ。


【サウンズオブアース】

馬に死角はない。
昨年菊花賞はスタミナ&持続力の極限レースであり、特に負荷が掛かった馬達は
故障したりスランプに陥った。クラシックの高レベルレース後によくある傾向だ。
不安を1つ挙げれば騎手だろう。明らかに好調であり、長距離も意外と数字は良いが、
テン乗りと相性を勝手に想像すると、少し怖い部分もある。
馬の能力を信じて
レースレベルが上がる騎乗が出来れば楽に勝ち負けだろう。


【ラストインパクト】

この馬は昨秋から急速に力を付けた。京都2400Mなら十分勝ち負けだろう。
問題は鈍足な点とスタミナ不足がはっきりしている。
スローの流れに乗って、1000Mからの厳しい競馬に持ち込めれば面白いだろう。
乗り方が非常に難しいように思うが、今回の鞍上にはそれが期待出来そうだ。
ただ、少し人気し過ぎたか。


【ウインバリアシオン】

これだけの競争成績がありながら、特徴が掴みづらいタイプだ。
良く言えば高いレベルの万能型なんだろうが、オルフェーヴルがいたとはいえ、
無冠なのは、それが多少なり不器用さに形を変えることもあったのかもしれない。
強いてはっきりさせれば、2500M前後での瞬発型なのか。
年々少し長距離でのスタミナに陰りが見えた来たのが気掛かり。
とはいえ、馬券内は十分見込めるだろう。


【フェイムゲーム】


馬の力は確実に昨年より上。
ただ解消されないのは鈍足であり、人気馬では抜けて一番遅い。
これを解消するにはスタミナレースになることだが、それは望み薄とあって
思い切った博打が必要だろう。

コメント (1)
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