温泉リポート 第64弾の巻
リニューアルされた『おりはし旅館』さん。
前回は、2015年に訪れていたみたい(温泉リポート37を読んでみてね)
鹿児島空港から 10㎞で15分ほどの所にある妙見温泉。
新かごしま百景の第一位に選ばれた犬飼滝がある中津川と天孫降臨の説話がある霧島山が源流とされる天降川(あまもりがわ)が合流する所。
そんな場所におりはし旅館はある。
前回も雨で、水かさが上がり濁流となっていた。
今回も、各地で災害をもたらした記録的豪雨の後だっただけに、天降川も茶色の濁流だった。
そんな濁流を見ながら、宿にチェックイン。
今回宿泊した場所は、リニューアルされた本館だ。
本館は、大正時代に造られた建物なので、凄く風情のある部屋となっている。
この本館に宿泊できるのは、2階の3部屋のみ。
1階の部屋は、個室の食事処となっている。
宿泊した部屋は、2間続き。
周り3方は、人が一人通れるぐらいの縁側となっている。
縁側には、窓ガラスが一面に入っているので、危険・転落防止の為に木の手すりがついた柵が張り巡らされている。
現代の家では、考えられない。
計り知れない手の込んだ本館の部屋である。
ただ気になる点は、梁や柱が歪んでいるところ。
平衡感覚が弱い人は、じっとしていると、少ししんどく感じてしまうかもしれないね。
チェックインしたら、早々に本館専用の内湯へ。
男女別の扇型の湯船。
貸切とは違うけれど、2組しか宿泊していないので、間が悪くない限り、貸切となる。
湯は、惜しみも無く、じゃんじゃんと湯船から溢れ出して流れて行く。
熱過ぎるお湯に、思わず水道の蛇口をひねる。
源泉の湯が薄くなると思うが、何と、水も源泉のままなのだ
ただ残念なのは、ガランの湯が、どうしてか? 熱くならない
髪、洗いたいのに、湯が出ないなんてぇ~。何でやぁああああ~
叫ばんでええ
次に向かったのは、人気のキズ湯。
嬉しい事に、ここも貸切状態
ゆっくり、のんびりと浸かることができたよ。
湯の花が底からふわり、ふわりと浮き上がってくるキズ湯は、とにかく気持ちがいいです
隣りの湯船は、高温のアツ湯の竹の湯。
ここは、熱過ぎ
楽しみの 夕食タイム
本館の改装で、個室の食事処。
ジェニー達は、本館の部屋だから、1階分下りるだけでOK
楽チンやね。
黒薩摩で飲む芋焼酎 見た目がいいよね。
どれもこれも手の込んだ料理で、とっても美味しく頂きました
大満足
食後は、露天風呂へ直行
広~いお風呂が貸切。
嬉しいけれど、ちょっと怖い
この妙見温泉おりはし旅館は、とにかくお風呂が大きくて、広い。
宿泊客が少ないから、どのお風呂に入ってもゆったり。
何とも贅沢な温泉宿です
本日おしまい