旧ラックのたね

PVL・WEST症候群があり、発達がゆっくりな娘の日常を書いています。

優しい音色

2008-07-15 | リハビリ
車でお出かけ、無理~
退院してからわたしの実家にも旦那の実家にも挨拶に行っていない。

チャイルドシートが大嫌いなあーは、駐車場を出た時から大泣きが止まらない。
・声かけや好きな音楽 → 
・一時停車してあやす → 
・チャイルドシートからおろして抱っこ → 

今日は朝から療育施設の見学に行ってきた。道中20分間全力で泣きっぱなし。
途中たんやら鼻水がからんで泣き声がだんだん弱くなってきて焦るが、道路はいつものように行きも帰りも渋滞。
施設に着いたら顔も体も真っ赤で、頭にも大粒の汗。涙やなんやかんやで顔がぐちゃぐちゃになってしまっていた。たった20分間の市内移動でもこれだから、1時間以上かかるM病院まで車で通うのは相当キツイ。あーとわたしの精神的ストレスになること間違いなし。
普段エク熱で、全くと言っていいほど汗をかかないあーがこれだけ汗をかくってことはよっぽどイヤなんだろう。
思うように反り返れないのがイヤなん?暑さがイヤなん?

M病院まで抱っこヒモを使って電車で行かないと仕方ない
車は、もう一人誰かいてくれるときだけやな。


さて、今回はボバース法の療育施設に行ってきた。
「うちは好きなものを使って伸ばしていくので、泣かせるようなリハビリはしないんですよー」だって。
ボイタ法の療育施設では、「他のリハビリで固くなった筋肉をボイタでほぐす」って言ってた。
両方とも長所短所あるんだから、仲良くしたらいいのに。

週1回の訓練と、1歳くらいから保育(療育)もある。今日は音楽療法をしていて、雨音に似た音が鳴る筒の楽器を使っていた。あーもその優しい音が気に入ったようで、じーっと聞き入っていた。すごくいい顔。療育でこういう刺激を受けて伸びていくことができたらどんなにいいだろう。たった10分いただけでわたしが知らないあーの表情を見ることができた。
確かあの楽器、浜松の楽器博物館で売ってたな・・・と考えていた。

両方の療育施設を見学して、これから申し込みの段階なんだけど、今日の表情を見て、まずボバースでやってみようかなと思った。両方見学して話を聞いて、やっと少し踏み出せた。まだ未練はありつつも。
母子入院についてはこれから考えよーっと。