現実ブログ 「遺品が語る真実」 遺品整理ブログ
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世間ではGWということで行楽地は賑わいを見せていますが、私たちには休みはありません。

特にこの時期には、田舎に残してある実家の遺品整理を頼まれることが多いのです。

昨日も、
「2年ほど放置していた実家の整理に行きたいのですが、見積もり日の翌日の作業は可能ですか?」という方の現場を行いました。
普段は仕事があるのでなかなか実家に行けず、先送りしていた実家の整理をこの大型の休みの間に行いたいという方は比較的多くGW中も毎日のように現場があります。


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1年半前にAさんはご両親を亡くされ、遺品の整理を行おうと葬儀後すぐに当社にお電話を下さった方でした。
お電話では自分たちは東京に自宅を所有しており、田舎に戻って暮らすことはないのですぐにでも片づけを済ませたいというお話だったのですが、ご近所や親戚の方に「長年の故郷自宅を親が亡くなってすぐに整理するとはどういう事か!」と言われ手が付けられなくなって、1年半そのままにして置いたということです。

1年半ぶりのお電話では

「一周忌がすみ次第片付けようとしていたのですが、仕事が忙しくてお電話するのに半年かかってしまいました、土日の二日間の休みだけではなかなか田舎まで行って整理できないものですね」

「それでも、お隣からは『庭の木の枝が邪魔だから切ってくれや雑草を刈ってくれないと虫が多くなって困る』とか散々言われ休みを使い5回も行っているのですが、その上片付けとなるととても出来ないですよ」

こんなお話は少なくないのです、特に多いのは木の枝や庭の雑草ですが、中には猫が住みついてうるさいや、古い家なので塀が倒れそうだなどのクレームも多いようです。
人が住まなくなった家は傷みが早いとよく言いますが本当にその通りだと思います、私の自宅前の古い借家も誰も住まなくなって2年が経ちますが、だんだん傾いてきました・・・・。



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このようにのご自宅がそのまま放置されているのは地方に多く、長いところは30年間そのままという家も有るようです。

都会では考えられないことですが、地方の田舎になると再利用や売却先もなく、税金も安いので放置しておくのが最も安上がりなのですから仕方ありませんね。

古民家が少しブームになり田舎で暮らす団塊の世代も増えてきているのですが、過疎化に伴い「放置屋敷」の数は増え続けるのでしょう。








コメント ( 17 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
本当です。 (くすか)
2006-05-04 20:19:58
田舎に住んでいるので、実情が手に取るように

わかります。

特に農家。

厩(うまや)と称する馬などいない物置小屋。

ここに、要らない物がいっぱいあるのです。

どうするの?というようにたんすが並べてあるのです。

我が家です。



義父母がすることですので、黙ってみていますが

この処分を考えると

「子孫に田畑を残すな」

ではなく

「子孫に廃品を残すな」

と言いたい気持ちでいっぱいです。



いつ言おうかな?

 
 
 
地域格差 (てるプー)
2006-05-05 09:57:16
確かに30~40年前に新興住宅地だった所は 住民が一斉に高齢化して色んな問題が表面化していますね。

自治会運営が成り立たなくなる、空家が増えて治安が悪くなる=老人世帯を狙った悪質訪問販売や窃盗+ひったくりの増加、荒れる庭木の落ち葉で溝がつまる等々。また坂の多い地形だと体に負担がきつくてこもりがちになりますしね。若い世帯が参入しやすい環境が整備されなければ 解決は難しいですね。今後 地域格差はさらに進行していくのでしょう。人口減少時代の避けられない問題ですね。。
 
 
 
シルバーサービス (てるプー)
2006-05-05 10:46:45
空家や単身高齢世帯の庭木の手入れや雑草抜きについては 居住地域の区役所に問い合わせて シルバーサービスを利用すれば比較的安価で依頼できると思います。シルバーサービスは、定年退職後の元気な方々が地域貢献活動に活躍して下さってます。遠隔地から帰省する交通費や労力を考えると本当に有難いです。 
 
 
 
(てるプー)さん (管理人)
2006-05-05 13:38:00
高齢化社会は人だけでなく、町全体にも起こっていますね。



都心から10分の便利な駅前のお店で話を聞くと、20年前は活気があり一日150人ほどの客が来て忙しくて仕方なかったのに、今は一日に20人ほどしか来なくなったらしいです、人口は減っていないのですがお年寄りばかりになり外食する方がほとんどいなくなってしまったからだそうです。

商業地や学生街は、若い人たちが入れ変わってくれるのですが、戸建の住宅街は入れ替わりが殆どないのでどんどん老いていくのです。

町の建物も住んでいる人老化してしまうと、どうしようもないのですね。
 
 
 
古民家再利用 (rei)
2006-05-05 17:55:12
地方に住んでる私にとってかなり身近な問題ですね。

遺族の方は寂しさとか現在の住居の事とかで相続出来ない方が多いと思います。

家主のいなくなった家屋をそのままにしておきたい…

けれどもそれを維持することは難しい…

けど売りに出せるような物件ではない…

改装や片づけをしなければ再利用出来ない…となれば国がそうゆう土地・家屋を購入したら良いと思います。国は新しい高速道路や国民のためだとか言って毎年赤字続きの温泉施設、第三セクターとか役人のための不要な財団法人とか…その地域を活性化させたいなら必要不可欠な人間のために住居を提供するべきだと思います。

30年もほったらかしだと逆に心霊スポットとしてしか人は集まらなくなるんじゃないかな?

最近、テレビとかで取上げられてる国の税金の無駄遣いに、ちょっと腹を立てているので…少し話が反れたかも…とりあえずマイホームが欲しい私にとって再利用できる土地・家屋があればすごく助かるんですけどね。

今回もお疲れ様でした。



 
 
 
Unknown (ウリウリ)
2006-05-05 20:50:22
TB どうもありがとうございました。

私が運営しているのは韓国関連のブログで、

主旨にあまり関係がない TB は削除してしまうことが多いのですが

(実際、アダルト関係のブログがあったりするので)

こちらのブログは大変ためになる内容で、

思わず引き込まれるような感じで全部読んでしまいました。

とても有意義なお仕事だと思います。

見たくないようなものを見てしまうことも多いでしょうし、

聞きたくないような話を聞かざるを得ないこともあるでしょうが、

今後もどうぞ頑張って続けていって下さい。

ブログ、定期的に巡回しますね♪
 
 
 
同感です。 (日本花子)
2006-05-05 21:33:53
こんばんは。

TBありがとうございます。



一気に読ませていただきました。



不動産屋もいろいろな体験をしますが、最後まで本当の話をしなくても済むこともありますが、このようなお仕事ですと真の部分が必ず見えてくるんでしょうね。





私の地方でも空家が出ています。田舎の地方ですが、今人気の農家住宅がたくさん出るほどの田舎でもなく、ちょっと田舎の普通の古いお家ばかりです。今のニーズにも合わず、駐車スペースもなく、依頼されても2、3年全く問い合わせすらなく・・なんていう物件も数件あります。

 ますます、すさんだお家になってしまい、余計買い手がつかないという悪循環です。あとは、お値段を下げていくしかないんですよね。





お気に入りに追加しました。またコメントいれさせていただきます。

 
 
 
(ウリウリ)さま (管理人)
2006-05-05 23:50:06
ご連絡なしでTBさせていただき申し訳ありませんでした。

皆さんのコメントを頂き励みにして頑張っています、今後ともよろしくお願いいたします。
 
 
 
ありがとうございます。 (管理人)
2006-05-05 23:52:42
(日本花子)さまこんばんは。

本当に古い田舎の家は、かわいそうなものですね。

再利用できるいい方法が見つかればいいのですが、今後ともよろしくお願いいたします。
 
 
 
(rei)さん今晩は! (管理人)
2006-05-05 23:57:52
心霊スポットと呼ばれている屋敷は、以前は普通に人が暮らし安らぎを与えていた時期もあるのに・・・

生き物ではないですがかわいそうな気がしますね、本当に国が何かしてくれればいいのですが。。

個人や企業であればどうしてもお金との兼合いが発生し余分な問題が付いてきてしまいますからね。。。
 
 
 
初めて知りました。 (タルコ)
2006-05-06 09:29:48
ここを訪ねるまで、このようなお仕事のあることは、まったく知りませんでした。

ずっと読んでみて、悲喜こもごも・・・人の世界を垣間見て感じていました。



これからも、お邪魔させていただきます。

 
 
 
(タルコ)さまコメントありがとう。。 (管理人)
2006-05-06 10:14:59
このお仕事は3年半前に私が始めたころは、誰も知らない訳で依頼は一軒もありませんでしたが、現在は年間1500件を越えるご依頼があり、時代の背景の表れなのなだと感じております。



数をこなすのではなく、意味あるサービスとして支持されて行きたいという信念をもって頑張っていますので、ご指導ご提案などもお願いいたします。

 
 
 
もったいない (ンチャ)
2006-05-13 12:34:56
初めまして

実は、私の実家も誰も住まなくなってから荒れ放題で、定期的な草刈りなどが大変でした。



ただ、家の近くに障害者向けの施設があるので、相談して無料で提供することにより、掃除と管理の心配が無くなりました。



こういう家は、たくさんあるんですね。本当にもったいない話です。
 
 
 
(ンチャ)さま (管理人)
2006-05-14 17:16:22
(ンチャ)さまの事例が広まれば良いですね。。



参考になる提案ありがとうございます。。
 
 
 
ごみ? (みず)
2006-10-05 09:37:49
はじめまして!
 
 
 
放置屋敷・・・。 (放置屋敷も管理中)
2006-10-07 12:13:27
以前、遺品整理中と書いたものです。

放置屋敷、とは少し違うかもしれませんが、都会に出られて30年、今では誰も住む予定の無い屋敷を2軒預かり、広い庭の除草、庭木の伐採(剪定などと言う生易しい物では有りません)を、季節ごとに整備しています。親戚でもなんでもないのに。

双方の先代の親同士の約束で、現在の当主が親分子分の杯を交わしているためで…。(うちが子分)別にやくざなわけではなく、当地の古くからの習わしで仕方が無いのです。

我が家よりも気を使います。田舎の事、誰がどこの屋敷の世話をしているか、みんな知っており、草が伸びると「だいぶ伸びたよ」と親切な方が知らせてくださると言う環境。だいぶ、疲れてきました。

父の遺品を片付けつつ、他家の内部見回りと、広い庭の整備。ヤブカに刺され、蜂に刺され、草刈機をぶん回して、腰を痛め。

でも義務なので放りだすことも出来ない。

これが、商売なら少しは収入があるんだろうなあ、と考えながら作業する毎日。愚痴です。すいません。

ただ、人が住まず年々荒んでいく屋敷を目の前に見て、(あまりひどくなると、都会に知らせてはいますが)日々の快適な生活は5割のメンテナンスがもたらす、と実感。

専業主婦だから、こんな事もしなきゃならんのね、と自分に言い聞かせつつ。そこだけタイムスリップしたかのような屋敷内部や、縁の下にねじ込まれた古道具の数々に、自分の家をより整理整頓に努めよう、の、意識がふつふつ湧いてきます。

ただ、父の遺品の一つに、中身を処分していない廃工場も一棟あり、天井裏までギッチリ物が詰め込まれています。これをなんとかしたい!と暇を見て少しずつやっつけています。

軽トラでもう30回以上は各処分場へ運びました。

燃えるゴミ、埋め立てゴミ、金属ゴミ。危険物処理会社、廃ガラスリサイクル場。

その成果は今やっと工場の床30パーセント。

こんな負の財産を子どもたちに残したくないので、何とか全部やっつけたいのですが…。

如何せん、息切れです。ぎっくり腰が出て、ただいま休憩中。

アア、御社みたいなところに一括でお任せできたらなあ、と思いつつも、先立つ物が無い。

すいません、すいません、愚痴です。誰かに聞いて欲しかったんです。

腰が治ったら、またがんばるつもりです。

廃工場と言ったって、御社のような凄まじい物に触れるわけではないんだから。世の中には、もっと、もっと、大変な片づけをなさっている方がいるんだから。

 吐き出したら少しすっきりしました。

 愚痴ばっかりでごめんなさい。

 キーパーさん、どうぞお体に気をつけて、これからも頑張ってください。このブログは私の励みです。
 
 
 
(放置屋敷も管理中)さま (管理人)
2006-10-07 12:36:45
こんにちは!

想像するだけでも大変な作業ですが頑張ってくださいね。



本当にどうしようもない状態で遺されてしまっている家屋や建物は沢山あります、行政が動かない限りこの先何十年もこのままになってしまうのでしょうね。。



何かいい妙案が出てくればいいのですが・・・



 
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