本日、武蔵野商工会館の市民ホールにて「これでおひとりさま大丈夫」フォーラムに参加してきました。
私の出版に合したわけでもないのに、タイトルも日時もすべて偶然に同じになりびっくりしています。
このフォーラムは、「家族葬専門のエンディングプラン」さんの主催でサンケイリビング新聞社後援で行われたのですが、私は遺品整理のパネラーとして参加しました。
パネラーは4名で、私以外の先生は。「家族葬のエンディングプラン」平本百合子社長の家族葬の詳しい説明「日本尊厳死協会」副理事長様の松根敦子先生の尊厳死についてのお話「小笠原国際総合法律事務所」の小笠原耕司先生の「死後事務手続き委任契約」の説明がそれぞれ有りました。
参加者は、約100名でしたが皆さん真剣に各先生方のお話を聞いておられました。
多くのみなさんが皆さん自分の死について、前向きに考えていらっしゃるんだなと言う事を改めて認識しました。
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以下、私のお話した内容を添付させて頂きますので一度おご覧くださいませ。
おひとりさまと遺品整理
遺品整理サービスをご存知ですか?
遺品整理サービスとは、亡くなられた身内のご遺品のお片付けをご遺族の代わりに行うサービスです。遺された形見の品の分別や不用品としての整理の手伝い、形見分けの配送、お部屋の掃除だけでなくリサイクル品としての買取りや家屋の売却や解体までもお手伝いする事が出来ます。
なぜ遺品整理を身内でしないでキーパーズに頼むの?
私どもキーパーズは6年前の10月に日本で初めての遺品整理専門会社として創業しました。本来、遺品の整理は身内が行うのが通例だと思われるでしょうが、少子高齢化を迎えた現在、その遺品の整理に費やす時間や人手(兄弟の減少)が確保できなくなってしまったのです。さらに普段から同居をしない家族が増え共有の家財が少なくなり遺品に対する思いが薄いとも言えるのかも知れません。また、自分自身の手で身内の遺品を処理することへの抵抗感を感じる人もおられます。この様な背景により、遺品整理を私どもに依頼する方が増えているのです。
天国へのお引越しのお手伝い」とは
キーパーズのスタッフは、ご遺品はゴミではないという考えの元にサービスを提供しています。私たちの考える遺品とは“魂こそ入ってはいないけれど、おひとりさまだった故人にとっては誰よりも長年連れ添った大切な仲間たち”なのです、また故人の生活や性格を知り尽くしているといっても過言ではありません。その遺品(仲間たち)を大切に心をこめてお片付けしてあげて天国へ届けてあげたいと思っています。
おひとりさまからのこんな相談が増えてきました。
最近、おひとりさまからの事前見積りのご相談のお問い合わせが増えています。「自分の片付けは自分の責任で」「誰にも迷惑をかけたくない」「恥ずかし思いはしたくない」「子供がいないので誰が片付けるかが不安」「安心しておきたい」など様々な理由があります。また、このような事前のご相談は女性が圧倒的に多い事も特徴です。
おひとりさまの人生を楽しんで
私どもは年間に数十件の遺品整理の事前見積りをさせて頂いており、少しでも安心して暮らしていただけるようにご相談にのっておりますが、もし「迷惑をかけると悪いから」という理由ならば、私個人的には自分の最期の事まではそんなに気を使わないでほしいと言いたいのです、そして残りの人生をわがままに楽しんでほしいのです。(ただしちょっとだけ可愛げをのこして)天国には不満の声も請求書も届きませんし、結果的には遺された遺族もその方が気楽なんですよ。
みんないつかは、おひとりさま
人は誰しもいつかひとりになる可能性があります、しかしそれがいつ訪れるのかは分からないのです。ですので、いつおひとりさまになっても大丈夫だという心構えをもって生きてください、そうすればきっと毎日がとても楽しくなるのではないかと思うのです。
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近々、このブログでも尊厳死について少し触れてみたいと思います。
なにはともあれ、本日はわたしの著書「おひとりさまでもだいじょうぶ」の発売日です!!!!!
私の伝えたいことがいっぱい詰まっていますので皆様ぜひ、ご購読下さい!!!
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うちも、親戚に「おひとりさま」が複数いるので、いろいろ考えさせられます。