キープ自然学校の子どもキャンプ「やま もりキャンプ」

標高1350mの清里高原を舞台に、森で、牧場で、渓谷で育つ子どもたちの世界を、少しずつお伝えしていきます。

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やまもりキャンプ報告2018年度第1回(2018.4.14~15)

2018年10月17日 | キャンプ日記

2018年度一回目のやまもりキャンプ、テーマは「春の牧場で ウッシッシ」。

天候には恵まれない2日間でしたが、子どもたちはそれを吹き飛ばすかのような

ハツラツとした姿で牛のお世話に励みました。

1日目、支度をすませて農場へ到着したらまずは搾乳体験。

ジャージー牧場に到着すると酪農家のなべちんが待っていました。

なべちんは搾乳中の注意点や搾乳のコツをしっかりレクチャーしてくれ、

子どもたちの表情は真剣そのもの。

本物の酪農家の言葉に子どもたちの心も動いているようでした。

初めての感触にドキドキとワクワクする気持ちをつのらせながらも、お乳に触れる子どもたち。

「あたたかい!」と分かってはいても、ここから牛乳がでるのだと肌で実感できる時間でした。

続いては草やり。

サイレージと呼ばれる発酵状態になった草を牛にあげました。

長い牛舎内を動き回り、まんべんなく牛たちに草を与えてくれる子どもたち。

 

真剣な表情で草やりをする子どもにどうしたの?と聞くと「だって楽しいんだもん。」と一言。

頂くことの幸せと等しく誰かに何かを与えることの幸せの実感がそこにはあったようでした。

 

 

夕食後は、ジャージー牧場の牛乳を使ったバター作りです。

昼間の乳搾りが、形を変えて「食」に変わる時間となります。

出来あがったバターは、その場でクラッカーにつけて食べました。

 

初日の最後は、2日目朝食後に行う放牧の作戦会議。

どう見てもお猿さんにしか見えないのですが…

変身したベリーさんを牛に見立てて放牧の練習を行いました。

 スタッフが放牧のイメージを伝えると、逆に子どもたちから

「牛の前に草を置いて誘導してみたらどう?」など意見があがってきました。

明日への思いをふくらませて、今日はおしまい。

明日は朝早くから餌やりもあるので、これにておやすみなさい。

 

2日目、朝5時に起きて草やりからスタート!

昨日行ってみて要領の良くわかっている子どもたちは、

疲れを感じさせず一頭一頭丁寧に草をあげていました。

牛の朝ごはんが済んだら、こども達も朝食の時間です。

朝食後はいよいよ放牧!

手を大きく広げて牛を出す準備ができたら、牛舎のゲートを開きます。

まっすぐ放牧地までいってくれたらいいのだけれど、牛はそんなの知ったことかと

言わんばかりに草を求めてみちくさを食います。

こんな時、手のひらをパーにしておしりをたたきながら「あっちだよ~!」と誘導をします。

昨夜の練習も少しいかされたかどうか?!子どもたちは牛の大きさに戸惑いながらもうまく立ち回っていました。

無事に放牧地まで牛を連れて行ったら、おまちかねの牛とのふれあいタイム♪

お気に入りの牛が見つかった子どもは牛にオリジナルネームをつけていました。

 

牛舎の中から牛が出ると続いてはこちら

そう、牛舎清掃です!

始めはこんな感じの牛舎ですが、こどもたちのチカラでどう変わってゆくでしょうか。

なべちんからは、牛舎の掃除をする意味を教わりました。

牛は自分では掃除ができません。

牛の衛生管理のために掃除は欠かすことのできない大切な仕事です。

「なぜやるか」をしっかり把握することで、やる気もますます湧いてきます。

まずは、うんちは端から端へ寄せて集め終えたら。

一輪車へどんどんと詰め込んで行きます。

重たく、少し臭う牛のうんちですが、子どもたちからはネガティブな言葉は聞こえてきません。

もくもくと、時には「うんち大盛りで!」と楽しく作業を進めていきました。

そうして、一生懸命にうんちを運び続けているうちに…。

牛舎の中はピッカピカに!

スコップを滑らせて最終仕上げです。

おがくずを「せーの!」と蹴り上げて牛舎の中に撒いて最後の仕上げ。

おがくずを撒いたことで見た目だけでなく、香りも良くなってきました。

さて牛舎が綺麗になったら、牛を迎えにいきます。

放牧地に到着したら、「おーい!帰るよー!」と牛に呼びかけるんだよ。

と子どもたちにスタッフからレクチャーします。

さて、牛がどうしているかな?と見に行ってみるとなんとゲートの前で待っていてくれていました。

こどもたちも「待っててくれたー!」と胸が弾みます。

ゲートを開放すると、放牧とは違って真直ぐに牛舎まで帰ってゆきます。

 

お気に入りの牛ともここでお別れ。

ちょっぴりさみしいけど、牛が元気よく餌を食べている

様子をみると子どもたちの表情もなんだか嬉しさと達成感で満ちているようでした。

 

今回は、天気は万全ではなかったけれどそれを凌駕する心でこどもたちは牛と向き合っていました。

日常の中で触れるお肉や牛乳などの「食」の間にあるプロセスに何があるのか五感で感じ、

いのちと出会った2日間を通して子どもたちのくらしにどんな変化があるのか楽しみです。

そしてまたいつか牛に会いにきてね♪

 

かんちゃん

 

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