荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

消費の巻、みたび。

2014年10月04日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
『モノを買わない。生活必需品しか買わない』

というセルフミッションを課し1ヶ月が経ちました。

生活必需品と申しましても、ほとんどが食品・飲料。

それ以外は、トイレットペーパー・歯ブラシ・歯磨き粉くらい。

もっとも、全身が痒いので掛布団を買い換えました。

ま、これは緊急避難的処置って事で。

ホントにミニマリストなら『寝袋で寝ろ!』って言われるでしょうが。



まだまだ物欲はありますが、以前に比べればだいぶコントロール出来る様になったと思います。

まず、この世に必要なモノなんてそうそうない、という真理にたどり着いてしまったからでしょう。

先人たちの名言・格言にもそういった内容がまことに多い。

もちろん、東京の銀座近くに居住し、若いおねぇちゃんと飯を食うのを至福の歓びとしている僕としては、禅僧の様な生活は到底無理でしょう。

せいぜいが禅僧の真似事を1日体験してみる程度。

ですが、【モノ】にお金を使うのではなく【コト】に使っているのは以前の僕からすれば大きな進歩です。



次に、ネット・テレビ・ラジオ・新聞・雑誌その他各媒体の『売らんかな』がとにかく鬱陶しいという事が挙げられます。

こんな事は当り前で、この『売らんかな』が無くなってしまっては、少なくともこの国は滅んでしまうでしょう。

それにしても、ムダなモノばかりが溢れているとしか思えません。

最近、引っかかる言葉が【お得】です。

これとあれをドッキングさせるとお得。

今、買えばお得。

ポイントをためるとお得。

『ほら~ボ~っとしてると損しちゃうよ~』という声が聞こえて来そうです。

損上等。

むしろ【お得】の裏に潜む仕掛けの方が気になってしまいます。

考えてみれば、消費者に考える隙を与えたらダメですもんね。

『損しちゃうよ~』って煽って考える事を放棄させるのです。

もっとも、そもそもこのニッポンの愚民に、考える能力が残っているとも思えませんが。

揶揄する気は毛頭ありませんが、ユニクロで店内見ていますと『皆さんなーんも考えてねーなー』って思います。

『これも買っとこ、あれも買っとこ。【お得】だから』って感じ。

コスパ、コスパのコスパバカ。

断捨離系ブログを書いてるクセに、毎日の様にモノを買ってるバカも結構いますから。



というわけで、近々ルイ・ヴィトン・ダミエグラフィットのポッシュドキュマンを買おうっと!

バカにつけるクスリなし。



過去の記事。
消費の巻。
消費の巻、ふたたび。


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