荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

シェアハウスの巻。

2016年01月23日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




先日、昔の仲間から『現場仕事を手伝って下さい』という頼みを受けました。

小岩のシェアハウスの新築物件で、今月末に竣工する予定。

工期は遅れに遅れ、大工さんが入ってる横での造作家具工事、というやり辛い現場であります。

仲間が請け負った仕事は、共用スペースに設けるバーカウンターと洗面台の設置。

あと、置き家具が少々。

久々の現場仕事だったので、筋肉痛がヒドい。

歳のせいもあり、しばらくはしんどそうです。



それにしても、シェアハウスって人気の様ですね。

ヒトと暮らすのって、そんなに魅力かな。

僕は神経質なので、絶対にムリ。

共同生活ってのは、神経質なヒトがズボラなヤツに合わせなければならない、という不文律がありますから。

もっとも、僕の歳でシェアハウスに住んだら【寮長】とか陰で呼ばれるんだろうなぁ…。

また、『誰が好き』『誰が嫌い』なんて絶対に出て来る問題です。

他者との距離感を測るのが苦手なニッポン人には、不向きなシステムとしか思えません。



『自分も人間でありながら、その人間が私を人間嫌いにする』ジュール・ルナール(フランスの小説家・1864~1910)



あと、いつも思うのがシェアハウスって結構、家賃が高いって事。

フツーのマンションを借りられる家賃の物件も多いです。

それでもシェアハウスに住むのは『シェアハウスに住んでる自分ってカッコ良い~』とか感じてるナルシスバカだからでしょう。

大家さんにすりゃ、より儲けが出るので願ったり叶ったりでしょうが。

商売というのは、自意識過剰なバカにふっかけるのが、いちばんって事です。



『プライドの高いバカは、そのプライドさえ効果的につついてやれば、そこから一歩も動けなくなるんだ』山形浩生(ニッポンの評論家・1964~)