荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

必殺仕事人の巻、よたび。

2014年10月16日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


パチンコにレイプされ、ジャニーズにレイプされ、散々な必殺シリーズであります。

藤田まことも緒形拳も山田五十鈴もみーんな死んじゃいました。

深作欣二も工藤栄一も松野宏軌もみーんな死んじゃいました。

芥川隆行も中村梅之助も古今亭志ん朝もみーんな死んじゃいました。

時代は変わります。

それに伴い価値観も変わります。

悪の形態も変わります。

だから、必殺も変わっちまったんでしょうか?

この世の恨みは変わりません。

無念な思い、悲痛な叫び。

時代が変わったからといって、その恨みは変わりません。

・・・とまぁ、かなり本気になっちゃうぐらい【必殺仕事人20XX】シリーズには不満があるんです。

ネットでも評価は散々です。

しかしながら、擁護論もそれなりにあります。

『内容云々じゃなくジャニーズが気にくわないんじゃないの?』

『古臭いシリーズのみをありがたがる黴の生えたジジイ』

みたいな感じ。

なにが不満なのか?

それは当然、主要メンバーがジャニタレであるという事に尽きます。

もちろん、オリジナルBGMがなかったり、フィルム撮影でなかったり、オープンセットが昔と違ったり、といった事項も挙げられます。

ひょっとして、こういった事項が可能であれば納得いく作品に思えたかも知れません。

でも、やはり無理かも。

だって、松岡の芝居って凄ぇウザいんだもん。

そういや大江戸捜査網が来年、スペシャルドラマで復活するらしいんですが、なんとそれにも松岡が出るんだとか。

皆さん、なに考えてんでしょうね。

・・・ん?僕の方がマイノリティなのかな?





10月25日より公開、デンゼル・ワシントン主演【イコライザー】。現代の米版仕事人だそうです。

クロエちゃんも出るとか。

チャン・ドンゴン主演の【泣く男】も観に行くつもり。

秋の殺し屋祭りっす。

過去の記事。
必殺仕事人の巻。
必殺仕事人の巻、ふたたび。
必殺仕事人の巻、みたび。

岩城滉一の巻。

2014年10月16日 | 日毎ニュースに正義の理想を
また、なんだか言っちゃったそうですね、このおじいちゃん。

このおじいちゃん、大昔のバブル期は『抱かれたい男』No.1だったんですよ。

お若い方にゃ分からんでしょうが。

そりゃオトコから見ても格好良かったもんです。

おじいちゃんが出た【二代目はクリスチャン】とか【南へ走れ、海の道を!】とかは何度も観てます。

特に【南へ走れ~】はショーケンも出てたのもあり、ホントに格好良かった。

もっとも、トーク番組なんか出ますと元来の頭の悪さを露呈してましたが。

頭が悪い上に、加齢特有の頑固さや傲慢さがトッピングされ、とんでもないおじいちゃんになっちゃいました。

歳を取れば取るほどマイルドになっていった、舘ひろしとは真逆のスタンスです。

いい歳ぶっこいてアウトロー気取るのも結構ですが、なんでも口にすりゃ良いってもんじゃありません。

推測ですが、有吉弘行やマツコ・デラックス、坂上忍、ヒロミあたりの毒舌家枠を狙っているのかも。

でも、そりゃ無理っすよ。だってバカなんだもん。

よく毒舌家って『普段は結構マトモなヒト』って言うじゃありませんか。

スタッフやスポンサーの受けが良くなければ、テレビに出続けられるわけがありません。

その危ういタイトロープを上手に渡れる、頭が良くバランス感覚に優れてるヒトのみが、毒舌を許されるという事ですね。

おじいちゃんじゃ落ちっ放しですよ。

まぁ、スタントマンの真似事は好きみたいだからいっか。



『余計なことを言うな。饒舌は愚か者の罪だということを、おまえは忘れたのか!』桜庭一樹(ニッポンの小説家・1971~)


【南へ走れ、海の道を!】の安田成美。当時19歳!若い!パッツンパッツン!

もう28年も前の作品。監督はいまや【相棒シリーズ】のメインを務める和泉聖治でした。


反町ではありません。