お産・育児ママネットワーク パム

皆様の周産期医療・産科医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。合わせて私達の活動記録です。

母親たちの「産院への想い」2

2005-11-17 15:09:36 | メールありがとう

☆母乳推進の産院のスタイルは、あう人あわない人、
さまざまだと思います。私の友人の住む地域では、
産める病院がなくなってしまいました。彼女は助産師
さんに介助してもらう自宅出産を選択しました。今、
自分の力で産むお産が見直されているため自宅出産を
積極的に選ぶ人も増えていますが、友人のように,
できたら初めての出産は医療機関で、と思っていても
産む場所がない、選択肢がないケースも現実になって
います。産院だけでなく、産める場所をこれ以上減ら
さないでください。存続を要望します。

☆私には持病があり、出産時の気がかりがありました。
個人病院に予約の際電話でそれを伝えると、話を全て
聞かずに、どうせ搬送になるので当院では受けられ
ない、という返事を数箇所からもらいました。
自分でも出産の際どんなリスクがあるのかわからず、
それをただ相談したかったので、悲しい思いをしま
した。
上田市産院では、助産師外来でまず話を聞いてくれ、
医師とももちろん話すことができました。分娩に
支障はなく、生まれた後赤ちゃんへの処置が少しある
だけで大丈夫ということは、産院で初めて確認できま
した。
 他にも、いろんなケースで、他の病院で断られた
けれど産院で産んだ、という友人が何人もできました。
こういう受け入れ体制でいることは「公の病院」と
しての使命を十分に果たしていると思うのです、たとえ
産科単科ではあっても・・・
 また、自分で体操やマッサージをするので、必要なら
仕方ないができれば会陰切開を避けたいこと、あおむけ
は背中が圧迫され辛いので上体を起こして分娩したい
ことが希望でした。それは医師も助産師もしっかり把握
してくれ、当日何も言わなくても励まされて望む出産が
できました。
 自分は妊娠当初からいかに不安だったか、産院での
お産が終わって嬉しさとありがたさの中で改めて思い
知りました。妊婦が自分では妊娠やお産の仕組み
がわからないということで萎縮しなくてよい、その
嬉しさも知りました。
 感謝しています。存続のために私も努力します。

☆1人目は産まれてちょっと乳首にふくませて
「飲まないね」ということでミルクに。そのまま
自分でもよくわからずミルク主体で退院しました。
でも母乳で育てたい気持ちが募り、1ヶ月自分で
探した助産師さんのもとへ通ってマッサージを受け、
母乳が出るようになりましたが、
子どもは乳頭混乱を起こし苦労もしました。
 2人目ができ、母乳のことを知りたくて産院を
選びました。カンガルーケアしながら産まれてスグの
授乳、それから抱き方、乳首の含ませ方も何通りも
教えてもらい、目からウロコの連続でした。他にも
出産、新生児の育児について多くのことを教わり、
大満足です。
 3人目も、と考えています。産院がなくなることは
考えられません。できることをしますので
どうか存続させてください。

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産院で出産した経験のある私達が、11月9日「『いいお産』を望み産院存続を求める母の会」を発足、現在6万人の署名を目標に署名活動を行っています。
◆署名にご協力ください◆  
署名用紙のダウンロードはこちらから->

「上田市産院への想い」産院の危機に関しての上田市への要望や、ご意見をお寄せください。
◇メールはここに  ->keep-s@mail.goo.ne.jp  
●このご意見は、11月19日(土)午前に予定している「上田市長と語る会」に皆様の心あるご意見を私達事務局が代表して、市に提出します。携帯メールからも送信できます。 一人でも多くのご意見をお寄せください。 皆様からお寄せいただいたメールは、また、このブログで公開させてください。よろしくお願いします。

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