ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

明日・明後日は東京埼玉方面へお茶の行商へ

2016年05月29日 08時17分43秒 | 行商人
こんにちは。
明日(30日)明後日(31日)はお茶の行商へ出掛けます。ほとんどの商品が新茶へとなっています。よろしくお願いします。

さて、新茶の発送をしていますと、周りの茶農家に比べ、いつものことながらワンテンポもツ-テンポも農作業も遅れてしまっています。
この時期に行う中切りや台切りという茶の木の枝葉を1度バッサリと落とす作業もやらなければなりません。数年に1度行い、茶樹の高さを下げるのと、木を若返らせるためです。ある程度、雨のある季節に枝から新しい芽を出したいですし。
その中切りという作業には、重たいバリカン刃の機械を使うのですごく大変です。今年はオヤジができないので・・・こりゃどうしたものか?!
乗用があれば・・・乗用型摘採機は当園の地域では農家の7・8割は所有する時代ですが、当園は入れる予定は今のところはありません。確かに1人で様々な作業ができますが、機械が重たいこと、運搬用の車や倉庫、機械が高い、あんまり機械ばかりに頼ったら太っちょオジサンなりそう、など・・・無理ですね。もし数年後ニコニコして乗用に乗っていたら、笑ってください。今は、持てないし、いらないかなと。

近所のおじさん、おばさんにお茶刈をてんだってもらったんですが、その時『台切りはどうするだい?マモちゃん(オヤジ)できんら?うちに一人でもできる機械あるし使ってみるさ?使い心地良ければ○○さんちで使ってないの譲ってもらうのもいいかもしれんね。』
そうしてみるかなと。
他にも、青年部のLINEで譲ってくれる人をKさんが探してくれました。協力ありがとうございます。

そんなわけで、○○さんにお願いして譲ってもらいました。


↑今はメーカーのラインナップからはないと思いますが、“半自走”と呼ばれる茶刈機です。よくできた機械です。耕作面積が多くなく、丁寧にモノを使う方の機械ですので、経年変化でプラスティック、ゴムなど痛みがあるものの、きれいに使われていました。中切りだけでなく、ナラシや摘み取りも刃の機械を取り換えれば1人で行えます。


↑相方のエンジンです。TX-3ってかっこいい。


↑キャタピラでの駆動です。

操作レバーやスイッチが多く、テンパった場合パニックになります。


↑バリカン鋏のエンジンの操作や鋏の角度などを調節します。


↑駆動する機械のエンジンの操作スロットルレバー。


↑クイズの答えがわかったとき押すボタン。・・・ではなく、駆動エンジンを緊急時止めるキルスィッチ。後進前進の切り替えレバー。

使ってみて、やはり機械なので無理もきかないです。機械は『ストップ!』って言っても止まらないですからね。安全に無理なく使えば便利な道具だと思います。○○さん譲ってくれ、ありがとうございます。なんとか、使いこなしていきたいと思います。





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