ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

イノススの猟期を終えて。

2020年04月14日 22時49分00秒 | HUNTER×HUNTER
どうも。
今年の通常猟期を11月~3月15日で終えました。
有害鳥獣の駆除では一年中イノススを捕ることができます。

しかしながら、通常猟期というのは一つの区切りでして。捕れるイノシシも美味しい季節なんです。

でも、3月の初め、豚コレラに感染したイノシシが近くで出てしまいました。となるとブタさんが心配になりますが、、あくまで養豚場は厳しい対策をしているので問題はないとは思います。
野生のイノシシは伝染してしまうと思います。それが、どこまで致死率があるのか?以前、岐阜など豚コレラが発生した地域のイノシシはどうなったのか?気になるところです。生き物として、感染する個体は死に至り、耐性?のある個体は生き残るのではと思います。
今のところ、忙しいのもあり僕はなにもせずいますが、、お茶の季節はおやすみですからね。
因みに、豚コレラに感染したイノシシ肉は人が食べても問題はありませんが、感染区域外への生肉の持ち出しは禁止されてます。

で・・・イノシシの猟期の結果は・・・3頭でしたね。正直、もっと捕れるんじゃないかと思ってましたが。最後のほうは、茶畑にくるイノシシをヌカで寄せて、5基のくくり罠を仕掛けたんですが・・・ダメでした(*´Д`)ほんとに賢い!


↑人からいただいたポイっと洗濯機に入れる洗剤。猟期の中盤まで使っていましたが、こういったほのかな匂いでさえイノシシは嗅ぎ取るんだと思います。ダメ罠師ですね(^_^;)
わかってはいますが、毎日同じ服で山に行くようでないとダメですね。


↑一番最初は、錯誤捕獲したカモシカでした。生かして逃がすというのが難しく。手をツノで軽く刺されました。命がとられるかと思いました。



↑猟期1頭目は100キロ以上あるオス。軽トラがなかったので、ベテランの軽トラでの運搬をお願いする都合で、猟銃で止め刺ししていただきました。


↑2頭目は脂の乗ったメス。70キロ以上はあったと思います。このイノシシだけ生け捕りしました。


↑3頭目は70キロくらいのオス。


↑ベテラン達が薄くスライサーで切ったシシ肉。僕は、冷凍庫にそれほどストックできなかったので、人が捕ったイノシシ肉をありがたくいただきます。


↑しゃぶしゃぶで。美味しい。


↑貯菌を切り崩して。ヒラタケを使います。


↑タケノコを採るため竹林を作るというベテランのタケノコと、ベテランのシシ肉、ヒラタケ・・・美味い!


↑ベテランより、スライスしたシカ肉もいただきました。そういえば、僕はジビエを初めて食べたのはシカ肉でした。浜松市春野町の母の実家にて、タマネギのスライスとニンニクでいただくシカ肉のお刺身でした。




↑冷製というほど冷たくないですが、新タマネギや、茶畑の脇のタラの芽、シカ肉ののしゃぶしゃぶ、ポン酢でパスタに。美味しい。

シカも猟期であれば、島田市などに行けばワナを掛けられます。知り合いとかいればいいんですが。今はいない牧之原市にも二ホンシカがやってくるようになるでしょうね。

猟銃の免許をと思いましたが、ベテランがまだ元気なのと、警察署等に手続きで何回も行くことをこのコロナの時期に行うのは?と思い、見合わせました。また、次回に。

本当、生かされていることに感謝します。
世の中は、混沌として、疫病、貨幣経済、、生き物の命に生かされ、人の気持ちに助けられ。ありがとうございます☺