様々なロッドグリップの握り方が存在しますが
イタリアおやじは低番手のロッドしか使用しませんし
ディスタンスよりアキュラシーを優先しますから
自ずと人差し指を添えたこんな握り方に自然となってしまいます。
微妙なコントロールが可能な上、リストの自由度も高い握り方の為
ライトライン&ライトロッドには欠かせない握り方のひとつでしょう。
細いティペットと小さな毛鈎で繊細なプレゼンテーションをするには
この人差し指の器用さと柔軟さが無ければ成立しません。
フライフィッシングにおいてキャスティングの上達は欠かせないモノですし
遠くのライズを狙うにはロングキャストが必須で届かなければ指を咥えている
しかない状況もありますが・・・
でもでも、遠くに飛ばす事ばかりに偏っていてはダメで足元やロッド数本分
距離にして10ヤード程(1ヤードは0.9144メートル)へ正確にプレゼンテーション
出来た方が圧倒的に面白い釣りが出来ると思います。
遠くへ飛ばせればそれはそれで探る範囲が拡大しますからまた面白くなりますが
アワセもし辛くなりますしライントラブルも避けられません。
それよりも管理釣り場では身近で見過ごしがちな足元に居るサカナを
細心のアプローチで釣った方が愉しいに決まっています。
冬季の管理釣り場では足元に居るサカナを如何に騙すかが面白いのです。
さあ、イタリアおやじ同様ロングキャストに自信の無い方は10メートル以内の
キャスティング精度に磨きを掛け見過ごしがちなサカナを一杯釣っちゃいましょう。
ロングキャストは足元のサカナを一杯釣っちゃってからでも遅くありません。
人差し指を鍛えて目指せ、ショートキャストの名手!
やっぱり肩に力が入り過ぎですね。
渓流でのフライの置き方に自分自身でも少し疑問があったのですが、そうですか、足下からプラクティス必要ですね。
あー!マス釣り場に仕返しにいきたいです!
ストーキングにもよりますが
5~10メートル位だと思います。
ポンドでは皆さん遠くへ飛ばしたがって
足元の釣り易いサカナを初めから
散らしたり警戒させたりしてる感じです。
コンパクトな釣り、繊細な釣りこそ
日本の渓流の持ち味だと思いますし
放流マスのポンドでも共通です。
海外のダイナミックな釣りも面白いですが
我が国の渓流のサカナの平均サイズは
たかが20センチですから尺サイズが掛って
しまったらティペットを労わったやりとりで
スリルを味わえばさらに面白い釣りになると
思います。
オーバーパワーのタックルで小さなサカナを
釣っても趣半減ですからね。
是非、北方では足元から仕返ししてください。
何せ、サカナはウジャウジャ居ますから。