かのこ庵

イタリアングレイハウンド「かのこ」と「こむぎ」との日々を徒然に書いています。

油断大敵

2010年08月29日 | 日常のこと
前回の記事で書いた「こむぎ毛玉事件」からほどなくして、例の花柄のテントがご臨終しました。

底面をはずしてしまったので、食卓カバー(蝿帳?)みたいな状態のまま、ほとんどイタズラ用として置いてあったのですが、ついにとどめをさされてしまいました

でも、もう、このテントについてはとっくに諦めがついてたので、私もどうってことなく処理したのです。

が、じつはこの日のお留守番では新たなイタズラも・・・


なんと次の標的はゴミ箱です


キッチンのゴミ箱が、みごとに倒されていました。




これが正しい位置。たぶん、横にぶら下がってる袋をひっぱったんだと思います。


こんな大きなゴミ箱を、よくあんな小さいな体で(涙)
まったくこむぎのヤンチャさには呆れてしまうばかりです。。。

たまたま、この日は出掛ける直前にゴミを処理したので幸いゴミ箱は空っぽで、ゴミをぐちゃぐちゃにされたりという被害はなかったのがせめてもの救いでした

でも、おそらく犯人(どうせこむぎなんですが)はゴミ箱を倒すことの面白さを覚えてしまってるので、再犯は確実・・・

この日以来、お留守番時にはゴミ箱を別室に避難させるという手間が一つ増えたのでした。。。


それからしばらくの間、こむぎの留守番中のイタズラはもっぱらタイルカーペットをはがして角をかじる、というものに落ち着いて(?)いました。


ところが先日、姉からもらったかのこの白いベッドのカバーについたチャックを、またしてもやられてしまいました

ベッドが届いてすぐにチャックを確かめた時には、金属製だから大丈夫と確認したつもりだったのですが、どうやら私の目が節穴だったらしく、金属製じゃなく、プラスチック製だったのです。。。


そして、いつもなら新しいベッドは隠して出かけるのに、その日はちょっとクリーニングを出しに行くだけだから、と油断をしてしまい、留守をした10分の間にやられてしまいました


もちろん、今回もチャックの破片は見つからず。。。


そして明け方、予想通りこむぎは胃液を吐きました

翌日も、その翌日も明け方に胃液を吐いて、チャックを食べてから3日後の朝に、やっと毛玉が出てきました。(今回は前回より食べた量が少なかったので、毛玉も半分のサイズでした)
3日間、いつ吐くか、いつ吐くか、と気が気じゃなかったので、ホ~ッとして全身の力が抜けそうになりました


そんな私なんてどこ吹く風、何事もなかったかのようにケロッとして「ご飯ちょうだーい」と尻尾を振るこむぎ


油断した私が悪いんだけどね、私が悪いんだけど。。。
お願いだからあんまり心配かけないで~っ

自業自得?

2010年08月27日 | 日常のこと
先日のお留守番で、こむぎが花柄のテントをいたずらして破壊していたとお伝えしましたが、実はあれには長い続きがありました

こむぎは、その後のお留守番でも、毎回同じテントをひっぱりだして遊んでいました。私も、「これが標的になってくれてる間はソファとか他のものをイタズラされなくて済む」なんて考えて、あえて花柄のテントをそのままにしていました。

そんなある日、よくみると花柄のテントの底面を固定するチャックが、ほとんどなくなっていることに気がつきました。こむぎが遊んでかじっているのは知っていたのですが、私が拾った破片に対して、あきらかになくなっている量が多い・・・

もしかして食べてる??

焦った私は、その日のうちにチャックと底面の布を全部取り外し、捨ててしまいました。
で、そのときはこれで安心と、そのことを忘れてしまったのです。。。


ところがその日の晩、明け方に近い時間になって、こむぎが急に起き上がり、オエーッと白い胃液を吐きました。しばらく様子をみていたのですが、それ以上に何かを吐く様子はなく、チャックのことなんて完全に忘れていた私は「お腹がすき過ぎて胃液を吐いてしまったのかな」と勘違いし、朝ご飯を早めにあげたりしていました

翌日の明け方も、同じことがおこり、「なんだろう、胃の調子がわるいのかな」と心配になりながらも、ウンチは良好だし、食欲もあるので、やっぱりお腹がすき過ぎただけ?と思いながらご飯を早めにあげました。

そしてその翌日・・・

昼間、かのこといつもどおり追いかけっこをしながら遊んでいたこむぎが、いきなり立ち止まり、オエェ~ッと胃液を吐きました。そして、そのまま立て続けに2回ほど吐き、3度目に、10円玉くらいの大きさの毛玉らしきものを吐きだしました
もう一度食べるといけないので、その毛玉を即回収したのですが、手に取ってすぐその毛玉の正体がわかりました。わかったと同時に、唖然としました

噛んで引き伸ばされたプラスチックのチャックが、ちょうど魚の小骨のようになって、それが無数に絡まりあい、一緒に食べたと思われる化学繊維らしきものや綿をまきこんで、みごとな毛玉になっていたのです


こんなものが胃をチクチク刺激してたら、気持ち悪くもなるよ~っ


これに3日も悩まされていたのかと思うと、物言えぬこむぎが不憫でもあり、気付かなかった自分を責めたりもして。。。


毛玉を吐きだしたこむぎは憑き物がとれたようにスッキリした様子で、その日以来胃液を吐くことはありませんでした。


これでひと安心


。。。なーんて油断していられたのは束の間。

こむぎのイタズラ(ハカイダー)魂はまだまだ健在なのでした。。。

(長くなってしまったので、続きは次回~)



乳歯ケース

2010年08月25日 | GOODS
我が家のリビングの一角に新しく仲間入りした2つの置物

トリンケットボックスという小物入れなのですが、かのこ達の乳歯を入れるのにぴったりと思って購入しました


初めてかのこの乳歯が抜けた時、その成長が嬉しくて、そしたらなんだか乳歯まで愛おしくなってしまって。。。
それ以来かのこ達の乳歯が捨てられなくてとっておいたのですが、せっかくだからきれいな入れ物にいれて大切に保管したいなぁと思ったのです。


乳歯ケースとして販売されているもの、乳歯を入れるのによさそうなもの、いろいろ探してみましたが、白いウサギがかのこっぽくて、茶色いリスがこむぎっぽかったので、このケースに決めました



中はこんな感じ。



蓋を開けた時にバラバラになってしまわないように、乳歯は小さいビニールの袋に入れてあります。


先日の那須旅行で抜けた犬歯を最後に、こむぎの乳歯も全部抜け、立派な永久歯が生えそろいました
体重も今では4.2キロと、かのこに1キロ差まで近づいてきました。

体は一人前に近づいてきてるけど、動きはまだまだパピーで、おもちゃを振り回しながらルンルン走る姿とか、何でもかのこのマネっこするところとか、ついつい顔がほころんでしまいます。


何もかも対照的なかのことこむぎ
凸凹コンビで仲良く育ってくれるといいなぁ

4歳になったよ

2010年08月22日 | Kanoco
8月20日はかのこの誕生日でした
甘えん坊のかのこも、もう4歳
早いような、もっと長い間一緒にいるような、ふしぎな気持ちです。

この1年も、大きな病気もなく、元気で過ごしてくれたかのこ。
この頃は、私の言いたいことをほとんど理解してくれるようになって、かのこの言いたいこともほとんどわかるようになって、一緒に暮らす毎日があたりまえになって、離れている時間はなんだか自分の一部をどこかに置いてきたような気がするくらいに、私の一部になってくれています。


「おいで」って言っても気が向かないと来てくれないけど、
鼻の穴をしつこくなめてくれて鼻炎になるときもあるけど、
ご飯の1時間以上前から催促のオスワリがしつこいときもあるけど、
爪切りを見るとちょっとだけ逃げようとするけど、
そのくせヤスリをかけ始めるとすぐうたた寝するけど、
かわいくて、
甘えん坊で、
おりこうさんで、
白くて、
ふわふわしてて、
神経質で、
気が弱くて、
かわいくて、
かわいくて、
そんなかのこが大好きです

かの、生まれてきてくれて、本当にありがとう




↑の白いベッドは、うりんご(私の姉)から届いたかのこの誕生日プレゼント
ふわふわのマシュマロクッションです

黄色いリサガスベッドをこむぎに取られちゃったから、と
かのこ用に贈ってくれました

「こむぎに取られないようにね」とのメッセージつきw

かのこ、すっかり気に入って、すぐに熟睡しちゃった



気持ち良さそう



それが、昨晩のこと。


そして、今朝みたら・・・



あ、こむぎ!!(笑)


かの「あたちがうりんごからもらったのに・・・」←すごく悲しそう


こむ「だってこれ、ふわふわで気持ちいいんだもん」



うーん、こむを怒るのもかわいそうだし。。。どうしようか迷ったのですが、やっぱりかのこがちょっと寂しそうだったので、こむぎを黄色いベッドにそっと移してあげました。


そしたら、ふたりとも落ち着いて、お昼はずっとそのまま寝ていました


今も、かのこはもう何時間も、トイレや水飲み以外はずーっと白いベッドでうとうとしてて、よっぽど気に行った様子 柔らかすぎない感じも、包み込むような形も、肌触りも、少し高さがあるところも、たぶん全部かのこ好みだったみたいです


かのちゃん、よかったね

うりんご、ありがとう

行き倒れコム

2010年08月17日 | 日常のこと
こむぎを飼い始めて驚いたことのひとつが、こういう光景があること↑。
廊下で、バタンっと勢いよく倒れて寝てるんです。。。
初めて見たときは、一瞬、なに?と目を疑ってしまいました。

こんなことを言うと、↑の写真の何が変なの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
(逆に、イタグレを飼っている方は共感してくださると思います)

というのも、かのこは、固い場所(フローリングとか、外の地面とか)には絶対に寝ないし、お座りもしないからです。フローリングでオスワリを命令すると、カーペットやマットが敷いてある場所まで後ずさりしていって、そこでチョコンと座ります
ものすごく神経質というか、なんというか。。。

なので、絶対上のような写真の光景はありえないのです。

カーペットの上に横になるときも、最初は伏せみたいな体制から、徐々に眠りが深くなるにつれて体を横にしていく・・・という感じ。


ところがこむぎは結構平気で冷たいフローリングでもべちゃーっと寝そべるし、外の地面でもお座りしたり、走って暑くなると伏せしたりしています。
横になる時も、バタンっとかなり勢いよく、いきなり↑のような体勢になるので、最初は「具合悪い?」と心配になったくらいです。

だから、こむぎはすごく犬っぽいというか、イタグレらしくない感じ


今日も、夕方少し涼しくなってから近くのドッグランで1時間遊ばせてあげたのですが、後半になってくると、こむぎは芝生にべたーっと横になってクールダウンしたり、ミミズの干物っぽいものに背中をこすりつけたりしはじめました 今までかのこはそういうことが一切なかったので、かなり衝撃というか、とりあえず帰宅したらお風呂だなぁと思ったりして


それぞれに個性があって、2匹いるといろいろ面白い発見がいっぱいです


写真撮ってたら気づかれちゃった↓

こむ「ママ、なーに?」