ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

コメダ珈琲店 高岳店 @名古屋市東区・高岳

2024年09月26日 | 名古屋(中区)

全国に進出して大人気のコメダ珈琲。自分は新しめの店にはあまり行ったことが無いが、時折現在の企業体になる前からある店舗には立ち寄っている。こちら東区の高岳(たかおか)にある店は、現存するコメダの中で最も古い店(昭和47年・1972・創業)。以前から何度も機会を伺っていたが、コロナ禍だったり、臨時休業だったり、近くのコインパーキングが満車だったりと、なかなか入ることが叶わなかった。ある平日にふと行ってみる気になり、酷暑の下、近くのコインパーキングに車を入れ店へ。年季の入った店内は金属製のシェードランプがぶら下がり、赤いベロアの椅子。ゲーム卓まである。壁には豆の種類毎の木製メニューや、”珈琲卸・冨士商会モデル店・コメダ”と書かれた古い看板が掛かっていたりする。渋いなァ。高齢のご夫婦でやっていらっしゃる。BGMはラジオ。普通だったらホット・コーヒーを頼むのだが、この日は生憎の酷暑。とても熱いコーヒーを飲む気にはなれず「アイスコーヒー」をお願いした。

出来上がった「アイスコーヒー」は女将さんがガラガラとワゴンにのせて運んでくださった。コーヒーに付いて来る菓子が、一般のコメダで出てくる定番のあの豆菓子ではなく”おかきピーナッツ”というのも面白い。飲みながらカウンターを見ると持ち帰りでコーヒー豆(粉)が買えると表示がある。コメダでスペシャリティー・コーヒーが買えるとは面白いと調理帽の主人にお願いすると、今は各種ストレート・コーヒーの豆は売れないが、店で使っている「ブレンド」ならOKとのこと。大きな缶に入った粉を見せてくれた。ではと200gお願いすると、粉なのでそんなに沢山だと風味が落ちてしまうと言われたが、毎日2、3杯飲むというと納得してくれた様子。ついでに淹れ方を尋ねると色々と説明してくれる。自分が訊きたかったのは注ぐ湯の温度や量、1杯辺りの粉のg数や蒸らし時間など細かいことだったが、主人の説明は初心者向けの説明に終始(でも親切が有難い)。粉は少し多めに入れてくれ、ビニールの袋に詰めて渡してくれた。

家に持ち帰り、10-12g当り150-170ml位で淹れてみた。普段飲んでいるのと比べるとやっぱり随分と深煎りだなァ。名古屋仕様の濃いあのコーヒーが完成。自分はミルクや砂糖を使わないので朝からこの濃さはちょっとキツイかな。おやつを食べる午後や、洋菓子を買って来た時に淹れて楽しもう。(勘定は¥1,400・持ち帰りコーヒー粉共)

 

 

珈琲所 コメダ珈琲店 高岳店

愛知県名古屋市東区泉2-21-3

 

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