ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

下郎参上 / 下郎

2013年12月02日 | ロック(日本)

Gerou250

下郎参上 / 下郎 (1991)

泉谷しげる1991年のお戯れバンド「下郎」。このバンド結成のいきさつは全然知らないし、聴いた事があったのはCMで流れた8ぐらいだった(曲の出来もやはりこの曲が一番だと思う)。彼らの出で立ちから言ってまずコンセプトありき(笑)だったとは思うが、まずメンバーが凄い。

下泉茂兵衛(泉谷しげる)
下下淳之介(下山淳…ルースターズ)
藤下伸之介(藤沼伸一…アナーキー)
川下恭之助(KYON…ボ・ガンボス)

濃すぎる…(笑)。この面子だからお遊びといっても音楽的には結構すごくて、コンセプトで縛りはあるものの、曲や演奏にはアイデアが一杯詰まっている(むしろ縛りがあるからと言った方がいいか)。今まで全く聴かなかった事を少し後悔。泉谷の書く歌詞は難解というか、ストレートに意味が感じ取れる歌詞ではないから、こういうコンセプト・アルバムだとお題が決まっているだけに分かりやすいところも普段の泉谷と違う魅力なのかもしれない。検索して初めてライヴ映像を見てみたが、この面子だけあってライヴ演奏もかなり凄い。下山淳のギターもルーザー(The Loser)以上にはじけている。観てみたかったな。

このバンドの一般的な評価はどうだったんだろう。初期にルーザーを追っかけていた割には、当時このバンドに関心がゼロだったので、その辺の事は全く分からない。このアルバムも買っていなかったんだから当たり前か。

ブックオフにて購入(¥250)

  • CD (1991/10/21)
  • Disc: 1
  • Label: ビクターエンタテインメント

  • コメント    この記事についてブログを書く
    • X
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする
    « 来福亭 @東京・日本橋人形町 | トップ | ok_computer (MOJO magazine)... »

    コメントを投稿

    ロック(日本)」カテゴリの最新記事