創業は明治35年(1902)という長い歴史を持つ麺類食堂「角竹」へ。柳橋中央市場の界隈はビジネス街でもあるので、周辺の居酒屋もサラリーマン目当てだろうランチ営業をしていたり、弁当の路上販売があったりして昼は激戦区の様相。長い暖簾をくぐって店に入る。やや暗い照明の店内にはカウンター席とテーブル席が並んでいる。調理場も真っ暗。あれっと思ったが問題なく案内された。先客は無かったのでテーブル席に座らせてもらった。看板に”お酒”なんて書いてあったが、昼は一品物も出していなさそうだし、酒も値段表より¥100アップとの事…(なんだそりゃ?)。という訳で酒は止めて大人しく「きしめん」を”ころ”でお願いした。背中のテレビの音声をBGMに出来上がりを待つ。
程なくして「きしころ」が登場。碗の中には、ほうれん草、揚げ、花鰹が入っている。濃くない色のつゆで味付けの塩梅はちょうどいい。普通のきしめんより少し少なめぐらいの量。麺は薄くなくごく普通の厚さと太さ(説明が難しいがうどんを平べったくした感じ)。するすると入っていく。揚げは甘く煮ていないものだった。”ころ”で頼むと麺もつゆもキンキンに冷えた”冷やし”の店と、麺は水で締めるがつゆは”ぬる”ぐらいの店があって違いも面白い。こちらはやや冷たいといった程度。調理が終わってすぐに調理場の電気が消えたのはなぜ?(節電か)。何だかちょっと雰囲気が暗いので夜はどんなか想像出来ないが、次は一品物を頼んで酒をやってみたいナ。(勘定は¥530)
きしめんとお酒 角竹
愛知県名古屋市中村区名駅南1-14-21
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