ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ロックNIPPON(ぐっさんセレクション) / Various Artists

2013年05月08日 | ロック(日本)

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ロックNIPPON(ぐっさんセレクション) / Various Artists (2007)

タレントのぐっさんこと山口智充が選曲した日本のロックのオムニバス・アルバム。同シリーズでは「ロックNIPPON しりあがり寿Selection」も購入した事がある。そちらは歌謡テクノ集といった風情だったが、こちらはグッと大人っぽく骨太のロック集といった感じだ。

もともとミュージシャン志望だったという彼の音楽的な知識や素養は色々な番組で散見されるが、こんな面子の音楽を昔から聴いていたとしたら随分と渋いセンスだ。1969年生まれの彼らしいと言えない事もないが、たぶん周囲の人達とは音楽的な嗜好は大分違っていたんではないだろうか。この年代はもろ「ザ・ベストテン」世代だからね。自分も周囲の同世代の音楽的嗜好にすごく違和感を感じていたガキだったので(笑)ここに収録されたアーティストの半分以上は共感出来る。

個人的によく取り上げる泉谷やRCはもちろん、アナーキー、ルースターズなどやっぱりかっこいい。Sionやストリートスライダースなんて久しぶりに聴いたなぁ。もんたよしのりや桑名正博が入ってしまうとなんだか途端に「大阪」のイメージが大きくなってしまうけれど。高校生の時にクラスで自分と反りが合わない奴らがみんな佐野元春の事が好きで流行っていたせいもあり、佐野元春が大嫌いだったことを思い出した(笑)。一部の曲しかまともに聴いた事もなかったのにね。ま、若い頃の音楽的嗜好なんてそんな他愛もないことがきっかけだったりするもんだ。

01.  褐色のセールスマン / 泉谷しげる
02.  トランジスタ・ラジオ / RCサクセション
03.  バック・ストリート / SION
04.  涙あふれて / M-BAND
05.  京浜狂走曲 / CRAZY KEN BAND
06.  港からやってきた女 / 甲斐バンド
07.  Bad Boy Blues / HOUND DOG
08.  ロック・スター / アナーキー
09.  恋をしようよ / THE ROOSTERS
10.  チェッ!チェッ!チェッ! / BLACK CATS
11.  言いだせないなら / もんた よしのり
12.  Vanity Factory / 佐野元春
13.  バラードが聴こえる / 世良公則
14.  東京紅葉 / 野狐禅/江川ゲンタ
15.  Angel Duster / THE STREET SLIDERS
16.  やりきれないけれど / 桑名正博
17.  バンザイ~君を好きでよかった / ウルフルズ
18.  闘い抜くんだ!(FIGHT IT OUT!) / A.R.B.

オークションにて購入(¥1,053)

  • CD (2007/1/24)
  • Disc: 1
  • Label: ビクターエンタテインメント

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