ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

円相カド @岐阜県岐阜市

2020年02月27日 | 岐阜県(岐阜)

まだ昨年の10月に開店したばかりの居酒屋「円相カド」へ。もちろん店名通り円相グループの店。開店してすぐの頃に一度寄ったが、電気は点いていたものの開いていなかったのでしっかりと定休日を確かめての訪問。かつては夜になると寂しい場所だった繊維問屋の東の入口。最近は店が増えて結構な人出だ。すっきりとした店内はコの字カウンターのみ。中にはインカムを付けた女性店員が2人。先客は1組だけだったが2階にグループ客が居るかな。腰掛けてまずは酒。「若葉(純米)」(瑞浪)を燗つけてもらう。錫製のちろりと杯が運ばれた。酒と一緒に”和らぎ水”も出てきた。気が利くなァ。さすが今をときめく円相グループ、そつがない。お通しは「アーモンド味噌」「ラッキョウマスタード」「チリ小松菜」の3種(聞き間違いがあるかも)が少しづつ。どれもなかなか面白いつまみだし、日本酒にも合う。これだけで呑んでいられるなァと思ったが(笑)、それはさすがに出来ない。「自家製豆富」をお願いしたが出来ないとのことなので、「春うど素揚げ」を注文した。

「春うど素揚げ」には”ふきのとう味噌”が付いてきた。爽やかな苦み。この味噌を付けて食べると旨いなァ。「鯨波(本醸造)」(中津川)をぬる燗で追加。燗も温度計を使って計っている。勘に任せて”ちんちん”にされるよりずっといい。「煮込み」を追加。こちらの「煮込み」は黒・白・赤の3種類あって、それぞれ牛すじ土手煮込み・豚モツ煮込み・鶏の赤ワイン煮込みとなっている。目先を変えて”赤”を注文。しばらくして運ばれた「煮込み・赤」はセロリ、玉ねぎ、人参が入っている。バゲットも付いていて完全に洋風。まるで森下の「山利喜」だ。鶏肉はたっぷり。少し味付けが塩っ辛いのが残念だが「角ハイボール」を追加して美味しくいただいた。品書きで異色なのが”締めの”「ガパオライス」。しかも”現地風”と書いてある(笑)。さすが仕掛け人I氏。こういう店でも面白いことをする。気になるがもう腹がいっぱいで入らない。次は必ず頼んでみようと勘定をお願いすると、最後にサービスで「しじみ汁」が出てきた。最後までそつがない。(勘定は¥2,600程)

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↓ 以前から改造が気になっていた三番町の古い住宅(建築詳細不明・)のリノヴェーションが終わっていた。看板らしきものがあったので何かの商業施設としても使われるようだ。外観の写真を撮っていたらちょうど住人の方が帰っていらした。訊くと以前は旅館だったそう。慌ててしまって建造年を訊くのを忘れてしまった…、不覚。(3枚目の写真は2016年頃)

 

 


 

円相カド

岐阜県岐阜市住田町2-13-5

 

( 岐阜 ぎふ 玉宮 たまみや カド 居酒屋 大衆酒場 酒場 大衆割烹 えんそう 円相 円相フードサービス 稲田俊輔 イナダシュンスケ 近代建築 三業 )

コメント
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