ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

きよめ餅総本家 @名古屋市熱田区・神宮前

2016年06月26日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

熱田神宮へ行った際に道路を渡って「きよめ餅総本家」へ。熱田神宮にもともとあったという「きよめ茶屋」(創業天明5年・1785)が起源らしいが、こちらの店舗の創業はよく分からない。風格あるこの大きな建物は昭和30年代に建てられたものだとか。ガラス引戸を開け中へ。シンプルにショーケースが並ぶ店内には店員さんがひとり。実は本で見た「藤団子(とうだんご)」という干菓子を目当てに行ったのだが、これは毎月15日のみに発売されるものなのだとか。知らなかった…。残念。という訳で基本の「きよめ餅」と好物の最中「丸八最中」を購入した。

羽二重餅にくるまれたきよめ餅はこし餡で、ふわっとした柔かい手触り。肌理の細かい餅に「きよめ」と焼印が押してある。口に運ぶと餅の伸びが素晴らしい。丸八最中は薄めの皮(最中種・もなかだね)。詰めたてなのか、こういうものなのか、サクッといい食感。こし餡、つぶ餡、抹茶餡の3種があったが購入したのはつぶ餡。口に入れると小豆の食感がしっかりと口に残って、これも旨い。次こそはなんとかして「藤団子」を買ってみたいが、都合良く15日に買いに来られるだろうか…。(勘定は各¥120/個)

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↓ 熱田神宮の中にある「龍影閣」(明治11年・1878・建造、移設)。元々は大須に品評所として建てられ、明治天皇の休憩所(便殿)としても使われた。その後、庄内公園~熱田神宮へと移設されたのだそう。国の登録有形文化財。

↓ 南下すると名鉄の線路脇にある「名古屋市上下水道局熱田ポンプ所」(大正12年・1923・建造)。10~15年周期で機器の更新を行い、今なお現役なのだとか。表側も見てみたいナ。

 

きよめ餅総本家

愛知県名古屋市熱田区神宮3-7-21

( 熱田区 あつた 熱田神宮 あつたじんぐう 神宮前 きよめもち とうだんご もなか モナカ 和菓子 干菓子 近代建築 有形文化財 名古屋市水道局 )

コメント (2)
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