ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

チョウシ屋 (2) @東京・東銀座

2015年01月17日 | 東京都(老舗)

16時30分の歌舞伎の夜公演が始まる前に寄ったのは、以前コロッケを食べた事がある「チョウシ屋」。こちらは創業が昭和2年(1927)で、惣菜コロッケの元祖と言われているお店。 確か肉を入れたコロッケっていうのがココが初めてだったんじゃなかったか。銀座でありながら、下町っぽさがまだ少し残る界隈にあり、店構えは正調「肉屋さん」といった感じ。とても旨かったコロッケを歌舞伎の幕間に食べようと、コロッケサンドを目当てに店に入った。夜営業開始直後(16時)ではあったのだが、コロッケサンドをコッペパンで注文すると、もうコッペパンは昼で売り切れたとの事。食パンならという事で、食パンに挟んでもらった。さすが、人気あるんだなァ。「すぐ揚がりますからね」とその場で揚げてくれる。音がすでに旨そう。揚がったコロッケをそのまま食べてしまいたい。丁寧に包んでもらい、前回も購入したこちら特製のソース(前回は小さい方、今回は180mlの大きい方)も購入して店を出た。あぁ、早く幕間にならないものか(笑)。

 ↓ ポップなチョウシ屋の紙包み

待望の幕間。自分の席でそのまま包みを拡げる。2枚の食パンに挟んであるのでしっとりしているコロッケは、充分にソースを吸っている。四角く2つにカットしてあって、シンプル極まりないサンドイッチだけど、どこか懐かしい味のする食パンに馴染んだコロッケが滅法旨い。軽くしようとしていたから1つだけしか買わなかったが、もっと買ってくれば良かった…。次はハムカツかメンチカツか…。家に帰ったら、買った特製ソースをたっぷりかけてコロッケ食べよう。(勘定は¥660・ソース共)

前回の記事はこちら

 ↓ 手拭いを愛用している嫁と、嫁に影響され愛用している自分用に、歌舞伎座のはす向かいにある「大野屋」(創業明治元年・1867)で手拭いを購入

チョウシ屋

東京都中央区銀座3-11-6

(元祖コロッケ チョウシヤ チョウシ家 歌舞伎 歌舞伎座)

コメント
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