ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

BIERREISE'98 (ビアライゼ) @東京・新橋

2013年07月02日 | 東京都

新橋のビアホール「BIERREISE’98」。ビールの風味を壊さない氷冷式のサーバーを使うお店。伝説のビアホールと言われる「灘コロンビア」の技術を受け継いだストーリーは有名。ここのレギュラービールはアサヒの樽生。開発記号である「マルエフ」(丸の中にFの文字)がメニューにもそのまま書かれている。お店の雰囲気はHPなどから想像していたよりざっくばらんでまさにビアホールという感じ。気取っていないので誰でも気楽に入れる雰囲気だ。

週末の夕方だったので座れるか心配だったが、早い時間とあってセーフ。マスターの前のカウンターに腰を下ろすと、マルエフと豚バラカツのセットでお得なハッピーアワーセットなるものを勧められたのでそれを注文。マスターは棚からビア・タンブラーを取り出し、躊躇なくサーバーからビールを注ぎ、あふれさせる。そのあふれた泡をサーッと手持ちのナイフ状の道具で摺り切って落とし、しばらく鎮座させた後、もう一度ビールを注ぎ込んで綺麗な姿のタンブラーが目の前に置かれた。まず一口。すいすいと喉を通っていくビールは味こそアサヒだが、飲み口がとても軽く、一口のつもりがあっという間に半分近く。それでもお腹にガスが溜まらないので心地いい。

まだサイド・メニューが届いていないのにほとんど無くなってしまったので(笑)、追加で「隅田川ヴァイツェン」を注文。こちらはやや濁った薄い色付きで、飲んでみると酵母がとても香り高い。でも自分はよく評されるような「フルーティー」ってのとはちょっと違うと思うのだが…それでも「バナナの香り」って言われると「なるほどな」って思うか…。味や香りを言葉で上手に表現する人ってすごいなぁ。

あっという間に2杯を飲み干し、もっと長居したかったが、人と会う用事があり断念。その後周辺を歩いたが、ビールを飲んだあとによくあるような膨満感がなく、お腹もスッキリしている所がうれしい。もっと色々試してみたい旨いお店だった。 (勘定は¥1,660)

新橋ビアホールレストラン BIERREISE'98 (ビアライゼ'98)

東京都港区新橋2丁目3-4新橋パークビル1F

 

 

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