日々雑感

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義理人情の世界

2011年08月25日 | Weblog
義理人情の世界

やくざの大親分の力によって誰も解決出来なかった問題を解決して貰った恩義というのは、彼にとっては芸能生命を生き延びさせる大きな力であった。
一般論としてやくざに頼んで解決して貰うと言うことは、時代に逆行しているが、人間の現実には、そう言うことでもしなければ、どうしても解決しない場合がある。

写真も眞筆の手紙も府警がいっているように、確かに存在しただろうが、会見の場で、彼はそれはないと断言した 。苦しい嘘だったろうが、まあそんなことになるだろうと大人だったら裏を読む。、

人間にはいくつもの困りごとがある。金に困るとか、自力では解決出来ない問題とか、程度の差はあれ、日常生活で経験することである。
社会的に大きな影響のある仕事を、すればするほど、問題のスケールも大きい。

島田の場合自分の公の立場を守るか、それとも義理人情を重んずるか、悩みは大きかったはずだ。

自分では出来ない力や立場のある人間に頼んでもどうにもならない、ましてや金の力に頼っても解決出来ないとなると、最後の手段として、暴力を背景とした力に頼らざるを得ない。 それは御法度である。
よく分かる。しかし困ったときに助けて貰った恩義というのは、忘れては人情が廃る。
ずいぶんと悩ましいことだが、芸能界というところところは、ある程度仕方がないのじゃないか。何らかの権力と結びつくのは。ああ、悩ましい。